孫正義社長の100億円 vs 僕のおいくら万円
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ソフトバンクの孫正義社長が、個人で100億円を義援金に差し出したというニュースは衝撃的でした。「大金持ちなんだから」という意見もあるようですが、それにしてもすごいです。ただ、個人的には数千億分の100億という金額よりも、引退するまでの役員報酬全額というほうが大英断だな、と思っています。
昨日、僕の友人が「車を買おうと思っていたお金を全額義援金として送ることにした」と話していました。彼がずっと欲しかった車のために、何年も貯めたお金です。それを全額差し出す。すごい男だな、と感心しました。
僕が頑張って出しても、孫社長にはかなうはずがありません。ただ、個人が少しずつ出し合うことで、どんどん広がっていくことも事実。また、お金を出せない人でも、いろいろなボランティアが始まっています。現地に行くだけでなく、避難所支援サイトを作ったり、絵本や児童書を送る活動など、いろいろな活動も重要なことだと思います。海外のメディアでは、日本の道路工事の速さを取り上げていますが、そういった企業活動も、とても重要ですよね。
どこの会社がいくら出したとか、誰がいくら出したとか、そんなことで騒ぐよりも、自分が何を出来るかを考える方が重要だと感じます。もちろん、お金が無くては始まらない。でも、それを比較するという行為からは何も産まれない。大事なことを忘れてはいけないな、と友人の話で強く感じました。
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