米持さんが韓国の音楽マーケット、CDマーケットについて書かれているので、僕も中国について書いておこうかと。
 中国も著作権管理はまだまだですが、2006年頃までブランド物、CD、DVDなどの違法コピーが道路傍の露店で販売されていた頃とは違い、少なくとも目立つところで売買されることは無くなっています。オリンピック効果、万博効果でしょうか。
 また中国でも、CD(アルバム)はだいたい20元から40元程度。日本円で約250円から500円と考えると、いくら中国の物価が安くてもそれだけでは元が取れないのはお分かりかと思います。

 中国での音楽マーケットでは、CDは販促品に位置づけられています。なので、学生でも簡単に買えるくらいの価格。それで知ってもらって、コンサートなどのイベントや、テレビ出演などで収益を上げていく仕組みになっています。
 あれだけ広い国ですので、各地を回ってプロモーションしていくのは難しい。かといって、テレビでプロモーションするにも、テレビ局は200くらいあるはずですので、どのテレビ局に打つかが悩みどころ。
 中国の中流以上の家庭では、ケーブルテレビが一般的。北京に住んでいても全国のテレビを見ることができます。そのため、中央電視台(CCTV)や北京電視台(BTV)が人気とは限らないわけです。事実、ある人気番組は、湖南省のテレビ局。
 そう考えると、CDをプロモーションツールと位置づけるのは、音楽業界に縁もゆかりもない僕でも、なんとなく理解できるところです。

 そのため、中国の音楽マーケットを正確に調査したデータはなく、日本や欧州から来ている広告代理店が、予測に予測を重ねたものしかないようですね。テレビを見て調査(予測)するくらいしかできない、ということでしょか。

kumaboo

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大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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