経営責任 vs 株主責任
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今日、日本のフラッグシップキャリアである日本航空が、会社更生法を申請するようです。会社更生法というと「潰れる」という印象がありますが、「つぶさない、更正する」というのが、今回の申請になるはずです。ただ、それは容易ではないですよね。
今日の日本経済新聞9ページ(企業総合)に、GMの最高リストラクチャリング責任者(CRO)を務めたアルバート・コッチ氏のインタビューが掲載されています。
その中で、株主責任の問い方について聴かれていますが、コッチ氏は以下のように答えています。
私的整理なら株主に少し残すこともあるが、金融機関などに債権放棄を求める以上、通常は100%減資の形で株主責任は問われるべきだ。簡単なことだ。
簡単なことだ、というのは、簡単に実行できるという意味ではなく、答えの出し方のことですよね。他に迷うべきことはないということだと思います。
経営責任を問うのが株主責任。もちろん持っている株数によって発言権も変わるとは思いますが、一つの大きな事例を見ることができたと考えています。
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