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西武有楽町店の閉鎖は、本当に消費不況が原因なのか

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 銀座マリオンといえば、有楽町近くの待ち合わせのメッカでもあり、マリオンの銀座側にある仕掛け時計は、週末の毎時0分にはそれを眺める家族連れやカップルがたくさんいます。また、映画を見に行く方も多いのではないでしょうか。
 そのマリオンにある、西武有楽町店が閉鎖するというニュースで驚きました。が、考えてみると、僕自身も10年以上は買い物をしたことがない。。。そうなんです、リーマンショックとかじゃないと思うんですよね。

 昨年、プレゼントを買うために、都内の百貨店に行きました。最近は専門店やユニクロなど、自分のニーズに応じて買う場所を変えている人間としては、かなり違和感のある空間でした。百貨店の名前のせいか、お薦めを聴いても「ご希望次第」という応対ですので、自分で選ぶしかない。「これもいいですよ、あれもいいですよ」ということなので、相談をしても無駄。
 特に一番気持ちわるいのは、支払時にクレジットカードを持ったまま、カーテンの奥に行ってしまうことです。あれは、実に気持ちがわるいです。シンガポールから帰ってきたころにも感じていたことでしたが、久しぶりに百貨店で買い物をして、それを思い出しました。
 海外では、クレジットカードを客が見えない場所に持っていくような店では買い物をしません。それは、治安の善し悪しと関係なく、そこまで初対面の店員さんを信用していないからです。

 クレジットカードのみならず、100円の買い物も10万円の買い物も同じ接待工数をかける百貨店スタイル。西武有楽町店の報道を見て、消費不況のせいにするだけではなく、まだまだ見直す余地はあるんじゃないだろうか、と感じた今日この頃です。

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