「就活」採用者の視点
昨日お知らせいたしましたように、Twiterに流れる1topi(わんとぴ)で「就活」について書き始めました。(Twitterはこちらです)
僕自身、最初に働いた会社は誘われて入社したので、いわゆる就活をしたことがありません。そんな人間が就活について書けるのか、という疑問があるかも知れませんが、僕は採用者としては長く携わっていましたので、そちら側の視点で書いていきたいと考えています。
長く採用に携わっていた人間として感じるのは、「欲しい人材は、みな同じ」ということです。
よく、内定をいくつももらった人がいる一方で、なかなか内定が決まらない人がいます。その違いって何なんでしょう。職歴があるわけでもないのに、同じ学
校(大学、専門学校、短大、高校など)を出ているのに、片や内定をいくつももらっていて、片やいっこうに決まらない人がいる。その違いはどこにあるのか。
新卒はポテンシャルで採用するしかないので、卒業校や成績以外に明確なものはないんですよね。それ以外だと、わかりやすい資格とか、例えば僕が携わっている、神田外語学院のグローバルコミュニケーション科の卒業要件はTOEIC700点以上です。これは分かりやすい
と思うんですよね。
でも、ほとんどの場合は、そういう差はないのに、内定にはこんなに差がつく。これは、本人のやる気とか、意気込みといった感覚的なものでしかないように思っています。「この会社で働きたい!」「絶対就職する!」といった、強い意志のようなものだと感じています。
採用担当者は、そういう強い意志を持っている学生には内定を出していく。だから、内定をたくさんもらう人が出てくるわけですよね。
そういう意気込みのある学生と出会いたい。そう感じる今日この頃です。