やらない言い訳をするさびしさ
森戸さんが、一般企業が1ケ月かかる仕事を1週間でやり遂げるというエントリーを書いてくださっています。
森戸さんには久しくお会いしていないので、この本の趣旨をご説明する機会はなかったのですが、タイトルから趣旨を汲んでくださっています。
そうなんですよね、ソフトバンクが全て良いとも思わないのですが、やらない言い訳をするのは好きではないです。
頭のいい人ほど、やらない(できない)言い訳をする傾向があるように思います。新入社員ならがっつり取り組むことでも、その人の数多い(少ない?)経験の中で「なぜできないのか」を蕩々と語ってくれます。
ですが、それってどうなんでしょうね。会社に対する帰属意識とか忠誠心の話はさておき、自分としてそれでいいんでしょうかね。お客さんにとっては?
本来であれば時代は大きく変化しているので、時代の変化に合わせることができる柔軟な発想を持った人間に育てなければいけないはずなのに、まだ、
一生懸命に勉強してよい学校に入って、安定した会社に入社する
ということが一番という話をしている親が多いのが日本の大きな問題なのかもしれません。
ここは、正直言って耳が痛いところでもあります。自分の子供も、なるべく良い大学を出てもらいたい。ただ僕の場合は、良い大学を出て、それでもって「それは違う!」と言い切ってほしいんですよね。やらない言い訳は要らない、って。
先月のエントリーでも書いたのですが、チャレンジしなくなったら寂しいだけのように感じます。
以前、「大木さん、東大出なんてバカがいっぱいいますよ」というすごいことを言ったこんな方がいますが、それは東大出身だから言えること。僕が言ったら、やっかみだと思われるだけ、なんですよね。
ちょっといろいろなことを混じって書いてしまっている感がありますが、週末投稿につきご勘弁いただきたいと思います。