中国でプレゼンする資料は、誰が作るべきか
さて、来週月曜日から、久しぶりの中国出張です。オリンピック前の4月に行って以来ですから、ほぼ1年ぶりですね。
一説によると、街がキレイになり、交通渋滞が緩和され、人々のマナーが良くなったのはオリンピック期間中だけだったとか。その期間さえ見ていない僕としては、人が話しているのを「へぇー」と聴くしかないわけですが。
例によって悪いクセで、出張期間のミーティングスケジュールをびっしり入れてしまいました。
その期間のプレゼン資料を、上海オフィスの日本人スタッフと一緒に作成し、準備しています。今回は、僕が中訳した資料を、上海オフィスの中国人メンバーが手直ししてくれています。僕の中国語が完璧ではないことは当然ですが、シンガポールの中国語に比べ、最近の中国では、英語から直訳されたような中国語(日本で言うと、カタカナにするようなケース)を使わずに、中国独自の言い回しを使うことが多いようです。
そういう意味でも、中国オフィスメンバーの協力は嬉しい限りです。
日本でプレゼンしたり説明する資料であれば、当然のように自分で作成します。ところが、外国に持って行く資料、特に英語圏以外の国に行く場合、翻訳会社に任せる会社が少なくないと聞いて驚きました。
ソフトバンク時代も、可能な限り内部で作成し、相互にレビューしてから持って行っていましたし、そうあるべきと考えています。
しかし、内部に中国語が話せるリソースがいない場合、どうするべきなんでしょうか。
僕個人的に思っているのは、外部にお願いするにしても、翻訳する方に直接「補助説明」をするべきだと考えています。いわゆる、ニュアンスを伝えるためですね。
そういう補助説明があることで、文章が増えたとしても、言いたいことが正しく伝わるんじゃないかな、と。翻訳される方が、自分たちのビジネスに精通している場合は別かも知れませんが、そういう努力が必要であるように感じています。
さて、久しぶりの中国出張、パスポートを忘れないようにしないと!(ちょっとマジ・・・