自社の本当のニーズを、Gmai障害から考える
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林さんが書かれている「Gmailは果たして企業に普及するのだろうか?」というエントリーに触発されて。
先日、とある通信事業に関わっている方からお伺いした話を思い出しました。
「携帯電話の電波が、どこで繋がらなかったとか騒いでいるのは、日本くらい」
このお話の根拠を認識していないので、紋切り型に書いてはいけないのだとは思いますが、確かに「気にしすぎ」という気がしています。
以前、弊社の創立者のAnthonyが「みなさん、パソコンが無かったころは、どうやって仕事していたんだろう?」という話をしていたのを思い出しました。
私たちの仕事は、インターネットが普及してから、ずいぶんと変わったのだと認識しています。しかし、インターネット&メールが使えないと出来ない仕事、というのはどれくらいの割合なのでしょうか?
ずいぶん前に部下だったエンジニアの一人が、「インターネットで調べ物をするから必要だ」と言っていたのを覚えています。もちろんそれは必要かも知れません。しかし、仕事によっては、そんなにインターネットに依存しなくても良い仕事もあるように思います。
Gmail、Google Appsに限らず、SaaS、あるいはASPと呼ばれるサービスの活用は、その切り分けから始まるように思います。その切り分けをせずに、あれこれ山盛りで始めると、無駄な出費と余計な心配(いつ使えなくなるかという不安)に悩まされるような・・・。
逆に、きちんと整理さえ出来れば、特に中小企業のIT出費(投資ではなくて)は、ずいぶん削減されたりしないものでしょうか。
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