サービス化時代の潮流、ビジネスモデルを探る。週末はクワッチ三昧!

シリコンバレー見聞録―その15 ハンバーガーの本場で食べる「Inpossibleバーガー」

»

昨年に続き、シリコンバレー見聞録の続編をスタートさせたいと思います。シリコンバレーと呼ばれるベイエリアはまさにデジタルビジネスやオープン・サービス・イノベーションのメッカです。既知の話から日本ではあまり知られていないコトまで。このコーナーで少々連載したいと思います。

前回このコーナーで紹介した「Beam」の向かい側にユニークなハンバーガーショップがあります。アメリカは、ハンバーガー発祥の地!?だけあって本当にユニークなハンバーガーショップが展開していますが、このUMAMIバーガーは、現地のアナリストの方から紹介されました。

 "柴崎さん、パロアルトのUMAMIバーガーでぜひIMPOSSIBLE(ありえない)バーガーを食べてみてください!"

と薦められ、興味本位で恐る恐るで店の中へ。

IMPOSSIBLE1.JPG

《UMAMIバーガー パロアルト店》

ここでも日本をリスペクト!?UMAMIバーガー

UMAMI バーガーは、ロサンゼルスで2009年に誕生し、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークに進出し、現在アメリカで24店舗を展開するハンバーガーチェチェーンです。そして2017年には、旨味の本家本元ともいえる日本に進出しています。

うま味とは「おいしさ」を意味します。 うま味の5番目の味とは、甘い、酸っぱい、塩辛い、そして苦味の領域を超えた風味豊かなものです。日本人が作った言葉「うま味」は、多くの魅了された食べ物の背後にある強力な力です。うま味を豊富に含む食品には、アジア料理では醤油、味噌、鰹節があります。一方、西洋料理では、ハム、チーズ、トマト、ケチャップ、キノコがあります。食品科学に裏打ちされて、私たちは食材とそのフレーバーの特徴を分析し、最終的にこの欲して止まない味を作り上げました

UMAMI バーガーWebサイトより

IMPOSSIBLE3.JPG

《落ち着いた雰囲気の店内》

UMAMIバーガーで提供するもうひとつのハンバーガー

そしてこのUMAMIバーガーで提供する"もうひとつのハンバーガー"が、IMPOSSIBLEバーガーです。

IMPOSSIBLE2.JPG

《IMPOSSIBLEバーガーを販売する看板》

何がIMPOSSIBLEかと言うとこのハンバーガーのパテ、そうハンバーガーの核ともいえるハンバーグの部分が実は、本当の肉ではないのだ。

その名のとおり、「ありえないハンバーガー」。見た目も味も赤身の牛肉ハンバーグそのものなのに、実際は植物性タンパク質などを混ぜ合わせた合成肉を使っているという。

この分野で市場をリードするのが、ロサンゼルスのBeyond Meatと、サンフランシスコに本拠地を置くImpossible Foodsである。

Impossible Foodsは、遺伝子操作をした酵母菌が生み出す肉独特の風味を出す「ヘム」という物質を混ぜているのが特徴でレストラン向けに販売している。サンフランシスコやニューヨークなど大都市を中心に10店舗以上で同社のパティを使ったIMPOSSIBLEバーガーを食べることができる(UMAMIバーガーもその店の一つ)

お味のほうは如何に!?

気になるお味はどんな感じだったかレポートしてみたい。

まず、UMAMIバーガーは、日本の出汁やうまみの文化をリスペクトしているだけあってハンバーガーそのものが椎茸の風味が印象的だった。中国の飲茶で椎茸入りのシュウマイにも雰囲気が似ていた。確かにメニューを見るとパルメザンフリコ、ローストシイタケ、ローストトマト、キャラメルオニオン、ウマミケチャップ、ビーフパティと書いてある。

一方のIMPOSSIBLEバーガーは、どうしても本物の肉と比べてしまいたくなる。見た目はご覧の通り。食べた食感はと言うと....全く本物の肉と変わりないじゃないですか!これには正直言って驚いた。肉汁ジュワァーと言う感じも再現。というかそのものでした。

IMPOSSIBLE4.JPG

《IMPOSSIBLEバーガー(前方)とUMAMIバーガー(後方)》

問題のコストですが、UMAMIバーガーは13$、Impossibleバーガーは16$。試してみる価値はあるが、日本人の感覚ではちょっとお高めのハンバーガー。UMAMIバーガーは、日本の青山にも出店しているが(UMAMI BURGER 青山店)、残念ながらImpossibleバーガーは取り扱っていない。やはり人工のパテは供給できないのであろうか。

IMPOSSIBLE5.JPG

《UMAMIバーガーのメニュー》

(つづく)

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する