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就活SWOT/株式会社エイリスト代表の酒井一樹による「ホンネの」就活論。

就活を通じて「自分の頭で考え、行動する人材を増やすには?」

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はじめまして。
株式会社エイリストという会社で代表をしております、酒井と申します。
今後、オルタナティブブログで記事を書かせていただくことになりました。

私は現在、会社では就活SWOTという就職情報サイトを運営しており
個人としても就職ナビを使わない就職活動 というブログを運営しています。

このブログでも主に、
就職活動に関わる意見・提言をできればと思っておりますが
今回は、なぜ自分が就活支援という切り口で活動しているのか
を書いてみたいと思います。

私自身が就活を経験したのは2004年頃で、
もう8年近く前になります。

その時、自分自身は就活を通して様々な貴重な経験をさせていただき
楽しみながら、成長の糧にすることができました。

しかし一方で、周りの就活生の中には
ポジティブに就活を見られない学生もたくさんいました。

自分で考えた結果行動するのではなく、
夏になったからインターンに参加する…
秋になったからナビサイトに登録する…
という「右に倣え」と言わんばかりの画一的な行動を見ていて、
疑問に思った事が、今自分が就活支援をしている1つの理由でもあります。

就活は大学生にとって
「自分を見つめ直し、成長するきっかけ」にもなるものであり、
それを有効活用しなければもったいないと思っています。
 
「なぜ自分は今、就活・インターンに参加するのか?」
「それをすることによって自分はどうなるのか?」

1つ1つ、目的意識を持ちながら行動するならば
就活は「未来のビジョンをもつようになるキッカケ」として
利用できるものです。

だから「作業的」「義務的」に取り組んでほしくない…というのが私の想いです。
作業ばかりでは就活はつまらないものになり、
ただ大学生活を邪魔するだけで、成長のきっかけにもなりません。
 
もちろん作業的な部分もある程度は避けられないかもしれませんが、
一番大事な「将来の自分像」を考えるということに
一番力を注いで欲しいのです。
 
これは大学生だけの問題ではなく、
今後彼らとともに仕事をする大人たちにとっても重大な問題です。
 
 
就活を機に「自分の頭で考え、行動する人材を増やす」ために
学生・社会人それぞれが考えるべきことを
このブログでも論じて行きたいと思っています。


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