通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

「夢のニュータウン」は新たな夢を見るか

»

<以下は自身がFacebook上に書いたものを加筆修正したものです>

実は私、「昭和30年代からの団地族の子供」として大学を出るまで兵庫県西宮市の浜甲子園団地→山口県下関市の山の田団地→兵庫県明石市と神戸市にまたがる明舞団地→兵庫県神戸市の名谷団地とずっと団地の集合住宅で育ってきました。その意味で、「ニュータウン」や「団地」さらには「集合住宅」についてはそれ以外の場所で育った人よりも思うところはとても多い人だという自信があります。そもそも長い人生で一度も一戸建てに住んだことが無く、結果として一戸建てを買うあるいは住むという事は理解できなくもないですが土地に関して区分所有ではなく自分名義のみで所有するという発想自体を殆ど理解できないのですが。

  

別に偉ぶるわけではないけれど

因みに現在住んでいるのはいわゆる団地ではないけれど、港北ニュータウンと呼ぶ地域に比較的近く、同じ横浜市青葉区だとたまプラーザ駅北側のたまプラーザ団地とか横浜市緑区北部にある最寄り駅からバスでしか到達できない若葉台団地や、川崎市北部の「団地的地域」もしくは「ニュータウン的区域」にも比較的近い場所になります。それ以外にも仕事の関係で多摩ニュータウン周辺も比較的良く行くというところを踏まえつつ、正直そういうところに住んだことがない人が言うことってやっぱり空論だよなとか思うところがないかというとウソになります。もちろん「知らん奴が四の五の言うな」とかは言いませんが、でも「甘いな」と思うところがあるのは事実です。
いや別に偉ぶるわけではないですけれど。

 

「ニュータウンの将来やばい説」は確かに現実問題なんですが

それを踏まえつつ、将来が暗いところばかりだよねっていう話なんですが、沿線に「団地」がほとんどなく将来危ないぞと言われてるらしい「港北ニュータウン」も別に特定の鉄道だけに依存してるわけでも無いにも関わらず全体として将来暗いぞと言われることが結構ある東急田園都市線に住んでる身として見えるところも含めて考えると、結局いわゆる「団地」がどの程度あるのかっていうのがここでいうそれぞれの「ニュータウン」の命運をある程度握ってる気がしています。よく言われるのが同じ時期に同じような年代の人が一気に入居し、そのあとの入れ替わりの動きが非常に鈍いところですね。
さらには例えば駅からのバスが少なく車で動くのが基本だけれど地形的に坂が多い住宅地ってのも将来性がやばくて、実際そういうところの老夫婦ばかりが住む戸建てってちょっと本当にどうなるんでしょうね相続も大変だろうしとか色々考えてしまいます。
これらについては別に「ニュータウン」に限らず都心部でも何処でもある話ですが、とはいえ自分自身が何かできるかというとあまり思いつかないのが情けないところです。

 

ふと自分の住む地域の環境を振り返ってみると

因みに余談ではありますが今現在は横浜市北部の坂だらけの、それでもバス便がそれなりにある場所に住んでいて、前述の条件を踏まえつつこれからの自分の健康状況がどうなるのかとか考えると楽観視はできないまでも何とかなる気がしてるんですけれど、住んでいる建物の築年数と耐久性と自分の余命のバランスが壊れると住処か自分のどちらかが中途半端に廃墟と化してしまうので怖いのは正直な話です。
でも、あまり先々を心配しても仕方ないのですが。

 

このあたりの議論は「地方創生議論」と重なるところもあるような気がしていて

更に因みに余談ですが自分の知ってる範囲で言うと、関西であれば神戸から明石にまたがる明舞団地や西神ニュータウンより古い神戸市須磨区の名谷駅付近の団地群どうするのよとか、関東であれば多摩ニュータウンでも諏訪や永山はもう間に合わないんじゃないのかとか港北ニュータウンって全体一気開発ってされておらず割とバラバラなので意外に住民がうまく入れ替わって長持ちするんじゃないかなとか、たとえば最近あちこちで見かけるソーラーパネルをいっぱい貼り付けた戸建てを並べてる新しい形の「ニュータウン」は減価償却という概念がない個人宅だけれどパネル耐用年数を迎える頃にはどうなっちゃうんでしょうねとか色々思ってしまいます。

諸々後ろ向きの議論だけではダメなのは百も承知なのですが、単純にバラ色の将来を考えづらいところもある気がしています。
いや、他人様の心配してる場合じゃないんですけれどね。本当は。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する