不親切極まりないTumblrがTwitterとは違う意味で面白い件
相変わらずTwitterでモゾモゾと日々Tweetしている私ですが、実はその裏でTumblrも使っています。Twitter的に使う事はもちろん可能ですが、写真を貼り付けたり何かしらの記事やらコメントやらを引用したりといった部分ではTwitterのような文字制限が無い分、非常に楽なシステム。
ただ、何しろ日本語は使えますが日本語での解説やらHelpやらは殆ど無いに等しい・・・以前に英語での解説やHelpですら、まぁいい加減なものです。本気で入り込めば色んなカスタマイズもできるのですが、モノグサな私の場合、とりあえず適当にデザインやら何やらを決めて、そのまま使ってます。まぁ何とかなってしまうという種類のモノではありますが。
でも、なにしろ不親切。こんな仕組みは作ってるから、あとはご自由に・・・と言った調子です。
良く聞く「Tumblrって全くなんだか良くわからんシステム」という話
正直、これは人によって使い方が違うので、一言でこんなシステムっていうのを言い辛いのは事実です。これは以前もオルタナのエントリーでも書いたことがあるのですが、Flickrのように使ってる人、Twitterでの誰かのTweetのスクラップみたいに使ってる人、Blogとして使ってる人などなど、本当に人それぞれです。
で、TwitterのようにFollowできますし、Reblogという形で誰かがポストしたものを参照する事もできる。Twitterの自分のTLをそのまま持ってくることもできる。その意味では一種Twitterのスーパーセットみたいな位置づけとも言えるかもしれません。
でも、なにしろ不親切。こんな仕組みは作ってるから、あとはご自由に・・・と言った調子なんですから。
因みに過去にポストしたものを探し出すのは至難の業
まず間違いなく探し物は見つかりません(笑) 少なくとも私の能力では過去の何かを探し当てることは殆ど不可能です。サードパーティー製のユーティリティなんてのも殆ど見当たらないので、自分で何とかするしかない。出来なければ諦めるしかない。
でも、一過性でも良いからドンドン放り込むっていう意識で使ってる分には楽なシステム。よくよく考えるとTwitterのひとつのTweet自体の賞味期限2分間説なんてのもありましたが(今はもっと短いのかな?)、Tumblrの方はもう少し長生きなのかもしれません。
いずれにせよ、これは使い手次第の話。とは言え、なにしろ不親切。こんな仕組みは作ってるから、あとはご自由に・・・という調子ですから。
で、何を言いたいかと言うと、Twitterは確かにひとつの形ではあるけれど、所詮ひとつの形でしかないということ
Twitterが大好きな私自身、今Twitterがなくなるといろんな意味で困る事情すらあります。ただ気をつけなくてはいけないのが、Twitterがあるから成立するものというように仕組み自体に依存しきるというのは危険じゃないかな?と常に思う意識をなくしてしまうこと。
Twitterがあるから成立できる流れというのはあると思います。これは多分間違いない。
でも、Twitterじゃない仕組みでも成立できるし、Twitterのような仕組みじゃないほうがひょっとしたら伸びる人と人との関係を作る仕組みってのもあるかもしれない。ただし、たとえばTumblrがそういう役割を担えるかというと、それは別の問題。じゃFacebook?よく判りません。
でも、Twitterありき、というモノの考え方があまりにハイライトされてくると、あまりに流行のツールとして捉える向きが強くなると、どうしても「なんかちょっと違ってない?」と思ったりする、相変わらずモノゴトを斜に構えてみてしまう悪い癖が出てしまう私です。