Twitterのリスト機能が今まで以上に人の嗜好と思考、そして志向を覗き見している気になる件について
ちょっと前につかるようになったTwitterのList機能。不肖岩永も自分でフォローしている人が200を超えるようになるとなんだかさっぱり分からなくなってきます。だったらフォロー外せばいいじゃん論もある訳ですが、そのユーザーが毎日100個もつぶやく訳でもないし、とりあえず意図があってフォローしているからま、良いと言えば良い。でも、やっぱり収集つかなくなるよね、ということで登場が待たれていたList機能なわけで、すでにオルタナを始め各所のブログや記事で取り上げられている訳ですが・・・
ワタシが機能的なことに文句をつける以前に気になること
Listに人を追加するのが面倒くさいとか、それぞれの人をどのListに入れているかを調べるのに死ぬほど手間がかかってイヤだとか、人のListにリンクしても自分がフォローしていない人は当然のように自分のTLには出てこないよとか、まぁある意味わがままと思えるところ、とりあえず作ったんだから仕方ないじゃんと思えるところ、そして至極まともなコメントも含めて溢れているわけです。
でも、タダで使えるサービスに文句を言うほど肝の据わっていないワタシの場合、とりあえず使えるものは使える状態で使わせていただくという非常に謙虚な姿勢で臨んでいるのでList機能にも適当に付き合える訳ですが、それでもさすがに気になることがあるんです。いや、これはたぶん見る側の責任じゃないんです。・・ って？
自分の嗜好、思考、そして志向を晒してるよ～っていう事実
実はすっごく単純です。ListをPublicにしなければ、つまり公開しなければ全然問題ありませんが、結構List自体を公開してる人が多いような気がします。で、百歩譲ってList自体の公開は別にかまいませんが、問題はタイトル。
- どうみても個人的に知っている人達らしいと思える一覧
- どうみても個人的に好ましいと思っている人達らしいと思える一覧
- どうみても個人的に何らかの特定のグループとして交流がある人達らしいと思える一覧
- どうみても同じ企業や仕事のグループに属する集団らしいと思える一覧
などなど。
そう、言ってみればライフハックのネタになっちゃいます。別の言い方をすると個人情報ダダ漏れ状態とも言えるかもしれません。
正直、そこからたどると色んな人との色んな会話が垣間見えたりするわけですが、そもそもTwitterの世界が休日の銀座の歩行者天国でワーワー喋ってる状態で、それを周りのみんながそれをぜんぶ聞ける状態でってのを理解していればよいのですが、どうも中にはそうではない系もあったりして、でもそれを裏側でやっているのにListにしちゃったおかげで他人の目の前に晒す状態になったりもする訳で・・・
便利な機能ですが、そこでもちゃんと気を付けるべきなのは変わらないという本質。
ちなみにワタシはとても酷いList使いだったりします。あ、正解に言うとListは使っていないに等しいですが
自分としてPrivateモードでListを幾つか作ってみましたが、余りに管理が面倒くさいのでほったらかしです。ということで、ワタシのTwitterのページを見てもワタシ自身のListは出てこないはずです。が、外の方のListは結構参考にさせていただくことがあります。中にはList自体にLinkさせていただいているケースもありますが・・・
そう。借用＆ただ乗りさせていただいております。我ながら本当にひどい人だとは思うのですが、すいません・・・
ちなみに、そういうList探険の旅の中で「！」と思える人を発見して自分でFollowしたりといった活用はさせていただいております。その意味で、ワタシのFollow Listを参照される場合には、そうやって増えていたたワタシ自身のFollow Listをも見ることになりますが、それを何らかの意味が推測できるタイトルを付けたListには分類していませんので、なぜその人を見つけたのか、どういう繋がりがあるのかについては良く判らないと思います。
個人的には、その程度の情報公開度合いと、その程度の情報秘匿度合いで良いよね？と思ってます。あ、あくまでも自分が覗かれる、という立場だったらという話ですけどね。