通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ふと思い出した、昔のTCATの風景

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TCAT、と言っても判らない方も大勢いらっしゃると思いますが、正式名称は「東京シティエアターミナル」。場所は地下鉄半蔵門線水天宮前駅の上。首都高の橋脚の根元に立つ施設です。かつてココは成田に行く前にチェックインが出来るカウンターがありました。今はとりあえずバスターミナルとしての機能しかなくなってしまいましたが、かつての勤務先で箱崎にオフィスがあった頃はココをいろんな意味で利用しました。ワタシの場合、ピークは・・・90年代半ばまででしょうか。

 

JALやANA、AA、UAなどのチェックインカウンターがズラリ

ここの1階には航空会社のチェックインカウンターが並んでいました。基本的には国際線。成田行きのバスが今でもTCATから出ていますが、リムジンバスに乗る前にチェックインできるし、荷物も全部預けることが出来たんです。しかもココでチェックインしていますから、途中で渋滞にハマっても絶対に飛行機は待っているという図式。新宿や東京駅、あるいは主要なホテルからも成田行きのバスは出ていましたが、絶対的に違うのがこの部分の条件。

で、大抵の人は成田まで行ってからチェックインしてましたが、TCATはそれほど混み合うことも無く、とりあえず行けば直ぐにチェックインできた状態でしたので、コレには結構助けられました。

今は昔、の話ですが。

 

出国審査も出来た

実は成田エキスプレスや京成の列車本数の増大に伴って航空会社のカウンターがドンドン撤収していったのですが、出国審査はカウンターが残っていた最後のほうまで残っていた記憶があります。確か本当の最後はチェックインだけで出国審査は成田になってしまった記憶(ココは定かではない)があるのですが、TCATで手続きを済ませるとパスポートに縦長の封筒位の大きさのカードをもらい、成田では専用通路でそれを出せばOKという流れで出国できました。

これは何処にでも見られる光景ですが、出国審査って状況によって結構長い列になったりするのは今でも余り代わりがありませんが、それを尻目に航空会社のクルーなどと同じようにサッと通り抜けてゆけるのは・・・ それなりに楽だったなぁと思います。

今ではパスポートを自動改札よろしくリーダーに押し当てて抜けられるレーンもありますが、なんだかコレでは風情が無い。最近は海外に行くことが殆どなくなりましたが、偶の機会だからこそチャンと出国や入国のスタンプが欲しいので、今ではその列に並ぶわけですが・・・

今は昔、の話です。

 

バタバタと動いてたときは、とにかくチェックインして・・・

しばらく箱崎にオフィスがあったのですが、その頃何度かやったのが、TCATと会社の往復。何をするために往復してたかって?いや、あのですね、通勤のために水天宮駅を使っていたのですが、例えば夜の飛行機で出張だったとき、朝、まず荷物をTCATのコインロッカーか手荷物預かりカウンター(当時ちゃんと人がいました)に預けて出社。その後チェックインできる時間になったらオフィスからTCATに再び向かい、預けた荷物を出してきてチェックインし、航空会社に荷物を預けてから再びオフィスに。その時点でバスの予約だけはしておきます。

そしてギリギリまでミーティングしたり資料を整理したりして、あわてて飛び出して出国審査に一直線。そのままバスに乗り込んで成田へ・・・ってのを、何度かやったことがあります。

せわしないことこの上ないのですが、まぁなんだかそんなアホなコトをやっていたことがあります。

今は昔、の話ですが。

 

最悪は成田からそのまま箱崎のオフィスに向かってそのまま徹夜したこと

これは一度だけですが、ある役割を持って米国に行き、とりあえず必要な話を全部向こうとつけて帰ってきました。米国側で最後に受けた連絡で「ひょっとしたら・・・」と言われていたのですが、夕方5時ごろ成田に降りて公衆電話(当時はケータイを持ってませんでした)からオフィスに電話すると、電話口からニコヤカな上司の悪魔のような声。

「そのままリムジンバスに乗れば7時くらいにはオフィスに来られるよね♪」

そりゃ確かに直ぐにリムジンバスに乗って渋滞が無ければ、成田からTCATまで60分から70分。その先、TCATからオフィスまでは歩いて5分。状況は判っているのでそれはそれで仕方無かったのですが、返事には力が入りません。

「あ・・・ はい。」

結局TCATまでリムジンバスに乗り、そのまま荷物を引きずってオフィスに直行。そしてそのまま完徹し、明けて次の日の夕方早めにオフィスを後に。時差ボケに徹夜明けの睡眠不足の上書きで、本当に死ぬかと思いました。若かったので何とか持ちこたえましたけど、自宅に帰る電車で座った瞬間に寝たのは当然です。よく、いつもの駅で降りることが出来たか不思議なくらいです。

今は昔、の話ですけどね。

 

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