自宅のPCを買い替えました
長年連れ添った自宅のThinkPadですが、寄る年波に勝てず最近はなぜか凍ったり、ちゃんとシャットダウン出来なくなってきていました。過去何度かリカバリーをかけて中身を全部作り直してみたりはしているのですが、さすがにダマシダマシ使うのも限界に達していました。
がんばって動き続けたThinkPad A31 & Windows/XP
購入したのは2002年。オフィスに居る時には会議とトイレの時間以外はほぼPCと向き合っている仕事になって既に20年。かつては家に帰ってまでPCなんか触る気にはならんと豪語していたのですが、あるとき諸般の事情でどうしてもPCを自分で買わないといけない状況になりました。で、何を考えたか、結局その時点で買ったのがThinkPad A31。正直安くはありませんでしたが、結果的にそれを足掛け8年も使い続けてきました。HDDを2回ほど取り替えましたが、自分で言うのも何ですが、まぁよく出来たPCです。
↓これは旧い発表記事ですが・・・
オールインワンノート。なんだか今となっては懐かしい表現ですが、とりあえずそんな風に言われていたようですが、既にモノとしては博物館入りです。
因みにこの当時だと、オールインワンってハードウェアの話ばかりだった気が・・
で、このThinkPad、いわゆるOSと最低限のユーティリティは入っていましたが、いわゆるアプリケーションはオプション扱いだったはずです。実際、Microsoft Officeなどは別にシュリンクラップを手配した記憶があります。リカバリーかけてもOS周りしか戻らないので、HDDが壊れた時とか、エライ苦労した記憶があります。
因みにそれ以前にも実はノートPCを持っていました。ただこれはWindows95の時代で、しかもオフィス用のノートPCのレンタル落ち格安販売を買ったものだったので、コレもOSと最低限のユーティリティしか付いてませんでした。また、オフィスで使うPCも当然それらの環境に合わせて中身を作るので、プリインストールはOS周りだけ。
いわば業務用の世界です。
で、どうしようもなくて、初めての民生機(笑)を買いました
自宅で最近日常的に使うのはカミさんです。さすがにいろんな技を使ってダマシダマシ調子の悪いPCを使い続けるのは限界です。ワタシ的にも一眼レフのデジカメを入手してから天文学的な勢いで増え続ける巨大な写真のデータを処理するにはプロセッサーの処理能力的に如何ともし難い状況になり、これは何とかせねば、ということで、遂に新しいPCを買いました。
で、便利な機能の山に泣きそうに
正直以前のようにOSとユーティリティだけといった風情のPCでも良かったのですが、今日日の新品のPC、しかも量販店で普通に手に入るものだとそんなものはありません。実際、この週末に家の近所で大手家電量販店が新規開店し、そこでのセールをきっかけに買おうとしたこともあって、ここは普通に店で普通の民生品(笑)を買うことにしました。
結局土曜日にその店で、関係各方面に色々と言い訳しつつ、そして近くの別の家電量販店と価格等などを比較しつつ2時間ほど悩んだ挙句にSONYのVAIOのある機種を買い、いそいそと自宅に戻りました。その日はバタバタしてて全然触れず、日曜日の早朝から作業に入りました・・・ が、最初から色々とアプリケーションやらユーティリティが山のように入っているのにいまさらながら驚きました。とりあえず目先で必要な設定をやっつけて、旧いThinkPadからデータの移行作業を進め・・・たのですが、今まで散々いじり倒したPCからの諸々の移行というのは簡単ではなく、なんだか当分かかりそうな雲行きです。
とりあえず今日もカミさんに
ワタシ 「EXCELとWordはすぐに使えるけどバージョンが上がってるからそのままデータを保存すると他で見れなくなるぞ。だから保存の時には云々・・・」
カミさん 「わかんないから元のPCで作業してる」
ワタシ 「・・・」
とりあえず家でパソコン教室しないとだめそうです。
その前に自分で新しいPCの中身をちゃんと把握しないとどうしようもなさそうです。
素人じゃないんだからさぁ
思い起こせばマトモにPCで仕事をし始めたのが1985年、IBMに入社した時に目の前にあった5550とPC/XTに触れた時。(オリジナルの)PC/ATも製品自体が現役の時に触ってます。色々と理由があってその頃既に手書きよりもキーボードで文字を打ったほうが早い人でした。さらに人のPCを触らせてもらったということだと1970年代末のFM7とかだったワタシも、今現在量販店で売られているPCの前ではまるで素人です。あぁ、情けない。