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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

間抜けな話ですが、ようやく社内wikiの位置づけが理解できたような気がします

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ずっと懐疑的だったのが、Wikiの社内での活用。もちろんインターネット上のWikipediaはさんざん利用していますし、社内で活用すると云々という話も知っていますが、自分の問題として認識していなかったし、どうしてもインターネット上のモノという意識が抜けなかったのですが、目の前にある仕事上の課題を解決するにはどうやらコレが一番適しているのかもと思う一件が目の前に。


情報共有は 「n対n」 みたいな思い込みの怖さ

どうも「情報共有」という単語に勝手な思い込みがあって、どうしても 「n対n」 という意識がありました。で、目の前にある課題は自分がソースになって全社に情報を流す仕組みを作らなくてはいけないこと。社内広報とも少し違う、いわば社内に対するマーケティングですね。

とりあえず人は足りないからこそ、効率的に最新情報を流すための仕組みがないとどうしようもない。紙は論外として、メールでは見るわけはないし、HTMLベースのイントラWebを使っても更新が大変。社内系で使っているちょっと前のバージョンのNotesでDB組んでもインデックスつけて云々ってやりだすと面倒くさい。Notesは近々バージョンを上げるという噂もあるらしいのですが、そんなの待ってられない。


やっぱ社内Wikiでしょ

というのが行き着いた結論。インターネットを商用化前から使っているとは思えない、また元IT屋だとは思えない貧困な発想経路ですが、とりあえずここにたどり着きました。


やりたいのは、徐々に固まってくる情報をその時点その時点で更新して伝えてゆくこと

文字もあれば何らかのデータもあるし、リンクみたいなのの塊もあるし・・・ 全部がそこにある必要が無くて、でも最新情報へのINDEXだけはきちんと持たせたい。常に最新の情報がそこを中心にして参照できる状況にしたい。

元々はITの売り子側でしたが、いまやIT関係については何処をどう見ても一介のエンドユーザー。ネタはここにある・・・というか、自分の所属から出てくる。でも受け皿がない。情報の性質上ファイアウォールの外のASPはありえない。最悪なのが予算も有るようで無い状態だということで、具体的な実装と運用方法については頭を使わないといけないですが、自分が汗をかいてすむなら、とりあえず何とかしないといけない。


社内系ですので公開はできませんが行きたいところは誰もが求めるところと同じ

これから着手するのですが、あまり時間がありません。まぁ大それたことをやる訳では無いし、別に誰かに紹介できる新しいコンセプトなんてこれっぽっちもないのですが、目的ははっきりしているので、これから段取り。

今はまるで野球で外野を一人で守っている状態みたく、守備位置が広すぎて日々右往左往してますが、少なからず持っているIT系や業務改革に対する知識が時々は役に立ちそうです。ただ錆びついている記憶が多いので、何処まで通用するか。

少しだけ無理難題案件を抱えたコンサルっぽい気分です。

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