THE SHOW MUST GO ON:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) THE SHOW MUST GO ON

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ThinkPadに外付けキーボードという使い方。元IBMだったこともあり、前職での2年間以外はずっとIBMのPC。特にここ7年くらいはThinkPadをメインで使っています。でも自席で使う時には絶対に外付けキーボード。使い慣れたキーボードでないとどうしても仕事がはかどらない。


衝撃を受けたのはオリジナルのIBM PC/ATのキーボード

就職したころは20人くらいいる営業所にまだ5550がようやく3台くらい。オンライン端末の3278とか3279が4台くらいという環境でした。その後PS/55の時代になってようやく1人一台に。でもキーボードは日本語用の5578-A01とか。タイプライターそのままの327X系の端末とは全然感触が違います。それしかないし、そもそもキーボードを別に自前で調達するなんて考えも無かったんで、それはそれで道具として使っていたのですが、ある日、初めて5170、そう、オリジナルのPC/ATを触るチャンスがありました。

「おー!」

そこに、まさにタイプライター然としたキーボードがありました。感動です。その後PC/XTも触ったのですが、それにいたってはキーボード本体が金属です。カメラの世界における金属人類学(by 赤瀬川原平さん)状態です。

「IBM PC/XTとかATにはちゃんとしたキーボードがついてるジャン。いいなー。すごいなー。」

キーのアールのつき方、ストローク、タッチ、音(ガチャガチャとむちゃくちゃうるさい)など、機械としてのタイプライターに触れた事のある私には天国のような機械(笑)です。

「でも、日本語、打てないよ…」


実は大和のエンジニアに手伝ってもらってPS/55にATキーボード付けてIBMの日本語DOS上で日本語入力できるFEPを作ってもらって使っていたという大きな声で言えない時期もありましたが、とりあえず正式にはDOS/Vのサポート待ち。


DOS/Vでドライバーいじれば普通に使えるぞ!

その後DOS/Vでドライバーを少しいじるとATキーボードで全く問題なく日本語入力が出来るようになりました。最初の頃は英語環境と日本語入力環境でを行ったり来たりしないとへんなことが起きることもありましたが、それも全然苦になりません。その頃は大和にいたのですが、テスト用とかで使っていたPC/ATがどんどん廃棄されてゆき、ジャンクが詰まった倉庫に忍び込んではキーボードを調達してくるようになりました。その後、PS/2のジャンクから拾ったのも含めて、一時期はATキーボードだけで5つぐらいもっていた時期も。

PS/55のキーボードはどちらかというと「パコパコ」と音がしますが、ATキーボード、特に初期のPC/ATキーボードは本気でガシャガシャとうるさい。本気でメール打ってるときなんか、周りから散々うるさいと怒られたものです。


エルゴノミック系への道

あまりうるさいと言われるので、ちょっと別のキーボードを使ってみようと思い立ったのが、ロジクールのエルゴノミックキーボード。これのワイヤレス版。前からエルゴノミック・キーボード系には興味がありました。幸か不幸か両手の全部の指をチャンとつかってキーボードが打てます。で、アキバで買ってきました。使ってみました。

「お、これは結構いけるぞ。」

キーを打つときに、たとえば「G」を右手の人差し指で打つとか微妙な癖があったのを発見したのですが、それもしばらくしたら直りました。慣れると早い早い。結構ガシャガシャうるさいキーボードでしたが、前のATキーボード(あるいはPS/2キーボード)に比べたら全然静かです。でも問題が…

実は改行キーを右手の中指で強く叩く癖がありました。このお陰で吹っ飛ぶんです。改行キーが。元々ATキーボードのジャンクを漁るようになったのも、改行キーと、実行キーを何度も吹っ飛ばして壊してしまったことに端を発します。


じゃ、次はマイクロソフトにしてみよう。

そのほかにワイヤレスだったことで電池切れで困ったことも何度かあったので、修理不能になってしまった後、買い換えることにしました。次はマイクロソフトのナチュラルキーボード。本当は英語版が欲しかったのですが、日本語版でもスペースバーがデカイ事がわかったのでそちらを自腹で購入。

微妙にキー配列が違うのにもすぐになれて、快適に使っていましたが…2年ほど使っていると、やはり改行キーが吹っ飛んでしまいました。そのほかにも機構的な問題があってキー全体がぐらぐらに。修理しようかと思ったのですが、結局買い換えた方が長い目で見て安いことに気づき、再度黒いナチュラルキーボードに買い替え。現在、マイクロソフトのキーボードは2代目。エルゴノミック系で言うと3代目です。


ThinkPadの赤いおヘソは大好きなんですが…

PCとして、特に持ち歩くのを前提にすると、ThinkPad以外のNote PCを使ったことが殆ど無いので、これはコレで大好きです。そもそも赤いおヘソの特許をIBMが買った直後の1992年くらいからその存在を知っていましたから愛着もあるんですが、本気で使うには個人的にちょっと辛い。外付けのキーボード使ってるなら何でも良いじゃんとも言われるのですが、何となくそんなキモチです。因みに、今使っているPCはThinkPad X41。キーボードはその倍くらいの幅があります。初めて見る人から、大抵は笑いが取れます。


エルゴノミック系だと選択肢は他にも無くは無いのですが

一度使ってみたいキーボードっていうのはいくつもあります。でも、その殆どがキーボードだけで5万とかします。流石にそこまではキーボードには払えません。使い勝手は重視しますが、所詮消耗品です。消耗品かつ単なる道具なんで、とりえあずある程度安心して使えて、それほど高価ではなくて(というか安くて)代替が利く範囲で選ぶと、私的に落ち着くのはマイクロソフトのナチュラルキーボード。当分は手放せそうにありません。

bibendum_iwa

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コメント
yohei 2007/11/13 00:22

秋葉原のキーボード専門店でマイクロソフトのエルゴノ系の製品を試した事がありますが、とても良かった事を覚えています。先立つものが無くて変えませんでしたが、ああいった製品に慣れたら安いキーボードに戻って来れないのでしょうね。私が初めて触ったキーボードはPC-9801シリーズのメカニカルキーボードでした。スペースキーがすごく長かった記憶があります。押し込んだ状態からパッと話すと「ビョーン」と金属のバネ系の部品が震えるような音がした事が懐かしいです。

いわなが 2007/11/13 01:46

yoheiさん、コメントありがとうございます。
(いや、気付いていただいてありがとうございます)
私の今の変態キー…じゃなくてエルゴノミック・キーボード、Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000ってやつですが、メーカー希望小売価格 5,700 円 (税別)なんでそれほど躊躇することなく買えました。とりあえず一回飲みに行ったと思えばって感じですね。
ちなみにPC98系のキーボードは私はパコパコしてる感じが強くて、感覚的に全然駄目でした。でもバネ系部品が「ビョーン」っていうのはAT系のキーボードにつながる感触かも知れません。
まぁ、CTRLやCaps Lockなどの配置も含めて最後は慣れと好みの問題なんでしょうとは思いますけど。


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岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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