「一気に改善しないダイエット」があってもいい。形にしないサンプル小ネタ(3)。
昨日のブログで、ダイエットアプリについて書いたけれど、世のダイエットには、現在の方法を一気に大きく変えましょう系が多いように思う。それは、かなり努力を要するのではないか。
相方のダイエットは7~8年におよぶが、目標達成までには、まだしばらくかかりそうだ。
長期間続けていると、現在食べている食事の中で、「この料理を食べたときは毎回とても体重が減っている」「この食材をとったときは必ず出力がよくなり体重が減る」ということがある。
たとえば、大量のきゃべつとピーマンともやしを使った焼きそば。脂の少ない豚もも肉しゃぶしゃぶ用を使ったちゃんぽん。
1株分の蕪の葉となめこ1袋を使った豆乳リゾットに、野菜の小さいおかずいろいろ。
きのこ増量鳥胸挽肉のキーマカレー(カレーの王子様とオリーブオイル使用)。
さつまいものほうが米より多い芋粥に、大量のきんぴらごぼうや、しょうがちりめんなどの噛まなければならないおかずを品数多めで。
糸こんにゃく1袋に葉たまねぎと牛肉60gのすき焼き風煮物、なめこ汁、もずく酢、もやしとカニかまぼこの酢の物など。
なめこの炒り煮とオクラと大根おろしを大量に乗せた、なめこそば。
おやつなら、最近では、はったい粉団子(はったい粉+塩+てんさい糖を湯で練って、ラップに包んで冷蔵庫で30分ほど休ませてから団子にしたものに、きな粉+塩+黒糖をふりかける)。
相方にとっては、そういった献立が効果大だ。
どの食材、どの献立がよいかは、人によって異なる。
在宅勤務者と、お昼が外食だったり、夜に飲みがあるリーマンでも違う。自分にとって、なにが効果的なのかを知ることは大事だ。
現在の食生活を一気に異なるものに変えるより、普段の食生活の中で効果があったと思われる献立や食材の割合を増やしていき、ある程度弾みがついて気持ちがラクになった時点で、ほかの方法に切り替えるほうが、挫折しにくいのではないだろうか。
そのような方法に必要となるのは、体重と食事内容を記録でき、且つ、前日と本日の差を計算してくれるアプリである。
つまり、
・毎日の体重と、食事内容を記録する。
・入力内容の保存時に、前日との体重の差をバックエンドで計算して保存しておく。
・ユーザーが「並び替え」ボタンをタップした時、二日間の体重差の大きい順にソートして、効果をもたらしたと考えられる前の日の食事内容を表示する。
・「頻度」ボタンをタップすると、差の大きい50件(件数は要検討)について、頻発するテキストを、出現順に表示する。
これにより、何を食べた日に痩せているのか見当が付きやすい。
あとは、効果のあったと思われる献立や食材の摂取日の割合を増やしてみればいい。たとえば1週間に1回食べていたものだったなら、それを1週間に2回食べてみる、といった具合だ。
また、特定の作業をした日(どこまで歩いた、この家事をした、スポーツをした、など)に大きな効果があるようなら、それも合わせて記録できればなおよいのではないだろうか。
処理のポイントは、二日間の、体重の差の記録とソート、だ。
プログラミングははさほど難しくはないだろう。
問題は、ユーザーが記録するという行為を続けられるかどうかということだけである。それなら、入力方法を考えなければならない。レシートを撮影してテキスト化して自動保存するとか、音声入力に対応するなど、だ。これはすこしハードルが高そうだ。
<ダイエットアプリを視覚的に。形にしないサンプル小ネタ(2)。
※筆者が過去に作ったサンプルで現行の環境に移行しないものや、今後作る予定のない思い付きの小ネタを、ブログネタ化していきます。
アプリのネタとして利用する場合、ネタ元として本ブログ名がどこかに載っていればちょっとうれしいかも。ただし、先行アプリや類似アプリ名の有無と商標権についてはお手数ですが自分で調べてください。公開時期によって状況が変わるので、公開結果について筆者は責任を負えませんので。