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アジアではどの国が個人情報の共有にうるさいの?

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日本でのデジタル世界のプライバシーやセキュリティーに関する関心は年々増加していると思います。では、日本近郊のアジアのほかの国ではどうなのか?ということを eMarketer のデータから見ていきましょう。

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こちらのデータは去年に比べて「プライバシーやセキュリティー」に関心が高くなった国のグラフです。

「インドネシア」や「インド」は個人情報の共有にもともと寛大であったが、最近では情報共有に懸念を示しているのが見て取れます。また、「中国」、「香港」はもともと個人情報は公開したがらない。 「オーストラリア」では60%以上のインターネット・ユーザーは個人情報の共有はありえないと考えています。そして「日本」や「韓国」では75%近くまで上がります。

インドではディスカウントを貰うためなら個人情報を共有するという人たち75%近くいる一方でパーソナライズな情報をもらうためにとなると 46%に落ちる。そして、中国では 21%, 韓国では 20%, オーストラリアと日本ではたったの12%となっています。

この調査結果からも判るように日本人は信用のおけるサイトやアプリなどでないと個人情報を共有する確立はかなり低いので、ユーザーに情報共有の安全性をきちんと理解してもらう必要がありそうです。

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