学生や社会人教育の中で見えてくる、ふと気になったことをつづっていきます。

「えっ!」問題冊子は切り離せない ~情報処理技術者試験

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「えっ!」の驚きの意味

それは経済産業省の情報処理試験において、問題冊子を切り離してはいけなくなったのです。

この試験の午後Ⅱに論文を書く高度系の受験者にとっては一大事なのです。


午後Ⅱに論文を書かせる試験(春期区分では、システム監査とプロジェクトマネージャ、秋期区分ではITストラテジスト、ITサービスマネージャ、システムアーキテクト)では、午後Ⅱ解答用紙が冊子になっており、その原稿用紙のマス目に鉛筆またはシャープペンで解答を書いていきます。このとき、冊子形式ですと、ノートに字を書くのと同様、書き終わったところの裏から筆圧をかけると、書いた鉛筆痕が答案にうつり、汚くなってしまうのです。本来下敷きを使えば避けられるのですが、下敷きは持ち込み不可です。そこでその代替案として、問題冊子の余白や注意書きの部分のページを冊子から切り離して、下敷きとして使っていたのです。(それ以外にも白紙部分を、解答の構成作りのために、切り離して問題の横に持ってきて使用することもできました。)

答案をきれいに仕上げることは大切です。ですからこの方法を、私は受講者の方々にお勧めしてきました。

しかし、昨年の秋の試験で、何の前触れもなく、問題裏の注意事項9に、

9.問題冊子の余白などは適宜利用してかまいません。ただし、問題冊子を切り離して利用することはできません。

先日講座で受講者の方に指摘を受けて初めて知ったわけです。
ずっと、問題冊子の切り離しを推奨してきた私としては、本当に「えっ!」なんです。

昨年秋に受験した受講者の方はどうだったのか、注意されたり、まさかの退室や採点されないという扱いは受けてないだろうかと、気になって仕方ありません。そんなことになっていたら本当にごめんなさい。(しかし、問題冊子の注意事項は大事というお話はしておりました。ちゃんと読んでいてくだされば、回避できたはずなんですが、まさかここが変わるとは思わないですよね・・・。)

注意事項11には、従来と変わらずこう書いてあるのです。

11.試験終了後、この問題冊子は持ち帰ることができます。

持ち帰る問題用紙に書き込みをしたり、折ったりすることは全く問題ないわけで、その延長上で、切り離すという行為もOKだったはずなんです。

なぜ、昨年秋からこうなったのか。さかのぼると、平成17年春までは、問題冊子注意事項の7に

7.問題冊子の余白は適宜利用しても構いませんが、どのページも切り離さないでください。

とあり

10.試験終了後、この問題冊子は持ち帰ることができます。

これは現在と一緒です。

なぜ平成17年秋期から平成28年春期までは、この「切り離さない~。」という記述が注意事項になかったのか。

そしてまた復活したのか。とても謎です。

とにかく、今後試験では問題冊子は下敷きには使えないので、答案冊子のページを一枚ずつ机の上に開いて、机を下敷きにする方法しかありませんね。
(学生時代に、授業中に下敷きを忘れたときにやってましたが、これは書きにくいです。。。)

この春、情報処理技術者試験のシステム監査やプロジェクトマネージャクトマネージャを受験する方、注意です!

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