日本製中国語版ソフトは中国市場で受け入れられるか?
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北京オリンピック記念!というわけではないですが、インフォテリア史上初の中国語版のソフトウェアを本日提供開始しました。それは、オンライン付箋サービス「lino」の夏バージョン。「lino」は、インフォテリアの国際展開アプローチの一つとして最初から日本語版と英語版の同時提供を行いましたが、今回は、日本語、英語、中国語、3カ国語版を同時に提供開始です。
サービスだけでなく、今回はプレスリリースも中国語でのプレスリリースを実施。現時点で既に3つの現地メディアにカバーされています。
これまで、オフショア開発を中心に中国の人が日本市場向けのソフト開発に携わることは多くありましたが、日本から中国に向けたソフトウェアは、まだそう多くはありません。パッケージソフトでは、不正コピーのリスクが高かったことも背景にありますが、ネットサービスではそのリスクは低下しています。もちろん、ネットサービスでも「Facebook」のクローンのようなサービスから始まった「校内网」のように、普及したサービスは、真似されてしまいますが、ソフトウェアそのものをデッドコピーされることに比べれば大きな違いがあるというものです。
というわけで、日本で始めたサービスを中国向けに展開を始めた「lino」。どのくらい使ってもらえるのか、興味深いところです。クローンのようなサービスが出て来たとしたら受け入れられた証拠といえるでしょうか(笑)。
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