情報を隠す技術と忘れない技術(善意な使い方)
誤魔化す!技術:WIRED BLOGSの増井俊之の「界面潮流」より
「誤魔化す」という言葉には悪いイメージがありますが、「情報隠蔽」というと多少聞こえが良くなるかもしれません。森の中に木を隠すという記事で、普通の画像やテキストの中に秘密情報を隠すステガノグラフィーという技術を紹介しましたが、これは内容を誤魔化すことにより秘密を守る技術の一例といえるでしょう。
隠す技術として、最近よく見るローラースタンプ型や普通のスタンプ型の個人情報を見えにくくするものが売られています。ファミレスで売っていたのを見たときは、さすがに時代だなぁ・・・と思いました。
これ、私は使ったことがないのですが、便利だと思います。実際に消さなければならないものって、その全体の一部でしかないものです。
昔から、人間シュレッダーと自負する私は、ローテクな方法を考え、実行するのが好きなのです(単にケチなだけかもしれません(自爆)
クレジットカードを使ったときにもらう明細書などは、感熱紙を使っているので、ライターで炙れば真っ黒になります。タバコの火でもOKです。これ微妙な加減があるのですが、あまり熱すると「引火」します。何度かしちゃっているので、オススメしません。←よい子はまねしちゃダメですよ(笑)
書類なども、手元にシュレッダーがない場合、持ち帰ることも多くありますが、そこまでしなくてもいい場合は、人力手ちぎりシュレッダーを利用します。単に手ちぎりするだけなのですが、ちゃんとポイントがあります。
こんなバラバラな紙を元に戻した経験は、普通ないですよね。私があるかどうかは「ひみちゅ」として、元に戻しにくい方法でバラバラにすればいいのです。横書きの縦長な、よくあるA4サイズの書類であれば、ナナメに切ったり、クロスして切ったり・・・もっとも効果的なのは、バラバラにしたものをコーヒーなどに浸けてしまうと、ほとんど復元不可能です。また、複数にわけて捨てるのは必須です。
その場でどうしてもシュレッドしたい場合には、とても有効な方法です。
また、シュレッダーを使える場合でも、パスタを作る機械のようなストレートカットの場合にも、ナナメに入れたり、紙を変な形に折って入れたりするのもアリです。できれば、手切りで変な形にして、変な方向に入れるのが効果的です。
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世に出た情報はこのような攪乱戦術で誤魔化せることもありますが、自分の頭の中の情報を消すには忘れる!技術が必要です。
情報を整理したり記憶したりする方法に関しては沢山のライフハック技法が提案されていますし、計算機を利用すれば無限に情報を記憶することができますが、不要な情報を頭の中から消すにはどうすればよいのでしょうか。私の場合、嫌な記憶を忘れるために以下のようなことを実践しています。
- 嫌なことを思い出しそうになったら即座に別のことを考える
- 後で読んだとき嫌な気分になりそうな情報は記録に残さない
忘れる技術ですか。。。なるほど・・・勉強になります。
ここで言う忘れる技術と言うよりも、忘れない技術を。。。
忘れっぽい私は記憶できないことは記録することにしています。決まった紙のメモ帳を常に持ち歩き、寝るときも枕元に置いてます。思った時に書かないと「必ず忘れる」のです。それを思い出すのに莫大な時間をかけるとき多くあり、こんなことをしています。が、それでも書き忘れたり、床に入ったあと、うつろな状態で書き忘れることも多くあります。
隠す技術は、一方的にすれば良いので簡単なのですが、忘れない技術については、人それぞれにいろんなやり方があると思います。以前はメモ帳を決まったモノでなく、手元にある紙に色々書いていたので、どこに何を書いたのか忘れるのです(笑)。また、情報漏洩ってほどでもないですが、書いたはずのモノが、どっかに行ってしまったことも。。。管理は重要です(反省)
朝、出かけるときに忘れないために、靴の中に紙を入れていたこともあったのですが、犬が紙を食べちゃったり、何かの拍子で下駄箱に残っていたり・・・これもダメでした。
忘れない技術として、このメモなどもしかりですが、パスワードはとても役に立ちます。これはメモっちゃダメですね。
みかか変換と言われる、NTTと打って、ひらがなで表示される有名な話はご存じですよね。最近では、携帯のキーパッドが便利です。銀行のキャッシュカードなど数字4桁の暗証番号は、「にいくら」だと、5129になるはずです。ちなみにこれは、私が使ってない番号です(笑)
カナでもいいですし、アルファベットでもいいです。長ったらしいものでも、携帯のキーパッドみれば思い出しますし、何度も使っていれば忘れない・・・はずです。PCのパスワードなどは、これの応用編として長い文字でも忘れないモノが作れるでしょう。好きな歌のフレーズとか、食べ物や、好きな言葉などなど。。。好きな食べ物の順番として、カレー・ラーメン・ハンバーグみたいな子供ランキングに出てきそうなモノでもOKですが、順序が変わってしまうところまでは、フォローしきれませんのでご注意を(笑)
ちょっとした工夫をするだけで、隠すことも忘れないことも、随分とできるものなのです。是非、活用してみてください。