あまりにもバカげている製品の「注意書き」:どこまで知らせるべきなのか?
あまりにもバカげている製品の「注意書き」いろいろ:らばQより
最近の製品には何でもかんでも「注意書き」があります。
訴訟社会アメリカでは製造物責任法(PL法)が厳しいため、訴えられて莫大な損害賠償を支払うことにならないよう、過剰なまでの注意書きが発達していきました。
本当にそれは必要なのか、これはむしろ人間の尊厳が試されてはいるのではないか、と思ってしまうものさえあります。
そんな注意書きで疑問に思ういくつかをご紹介いたします。
・・・
Sears(アメリカのデパートチェーン)のヘアドライヤー
「寝ながらの使用は避けてください」
アメリカン航空のナッツの袋
方法:「袋を開けてナッツをお食べください」
スウェーデン製のチェーンソー
「チェーンを手や生殖器で止めようとしないでください」
セインズベリーズ(英国大手スーパー)のピーナッツ
「ナッツが含まれています」
子供のスーパーマンのコスチューム
「このコスチュームによって空が飛べるようになるわけではありません」
マークス&スペンサーのパンプディング
「この製品は加熱すると熱くなります」
大半のクリスマスライト
「室外と室内の用途のみです」
Swansonの冷凍食品で調理法のアイデア
「解凍してください」
Nytol Sleep Aid(睡眠薬)
「眠くなる場合があります」
Rowenta社のアイロン
「着用している衣服にアイロンをかけるのはおやめください」
Tesco(大手スーパー)のティラミス・デザート
「逆さまにしないでください」と底に書いてある
Bootsの子供向け咳薬
「この薬を服用したあとは運転や機械を操作しないでください」
ダイアル石鹸(普通の石鹸)の使い方
「普通の石鹸としてお使いください」
まぁ普通に読めば、「ありえない」ような感じはしますが、そうでもないのです。
ピーナッツのお菓子に「ピーナッツが含まれます!」なんて当たり前なのですが、過去にピーナッツアレルギーの方で、チョコバーに含まれていたピーナッツをかじった瞬間に亡くなってしまった人もいたそうです。
スーパーマンの衣装で飛べるようになる!のだったら、なんとも憧れます。
子供の頃、 仮面ライダーのベルト(電池で光る)をして、背丈ほどの塀に登り「変身~」なんてやって飛び降りたら怪我をした思い出とか、「変身~」のマネを振り付きでやり「決まった瞬間」の格好いい一番オイシイはずのところで、近所のオヤジに「危ないから塀に登るな!」って怒られた思い出くらいでしょうか(笑)
ティラミスの「逆さまにしないでください」は、裏側に書いてあると、逆さまにしたときにはじめて見るので、表に書いた方が良いと思うのですが・・・表に明記すると、かなりな確率で「逆さまにしてみたくなる」衝動にかられることでしょう(自爆)
ありえないと思われることでも、書いてなかったから・・・となるのでしょうか?
モノにもよるでしょうし、必要なこともあるとおもいます。教える?知らせる?ことで、新たな発見をしてしまうこともあるでしょう。おおぉぉ! w(*・o・*)wすごい!って。
なんだか、VISTAのUAC(ユーザーアカウント制御:User Account Control)のような、毎回「あの暗くなる画面」になるから、「ろくに読まなくなる」のに似ている感じがしてます。色々書いても、読まなければ、読まれなければ、ユーザーにとって意味はないと。。。となると、書くことがエクスキューズ対策にしか思えないのです。