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夏目房之介の「で?」

「江戸写し絵」社中旗揚げ公演

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東京都写真美術館「マジック・ランタン展」「江戸写し絵」社中旗揚げ公演「納涼江戸写し絵の夕べ」(2018年8月24日(金) 19:00~20:00 )観てきた。

面白かった。

演目「ダルマ夜話(江戸期原題「ダルマの夜這」と「田能久とうわばみ」(落語ネタ)。

江戸写し絵を再現した「江戸写し絵社中」の実演と代表の方の講話。木製の小型投影器(風呂)を抱えながら動かし、種絵をスライドさせたり回したり前後左右に動く。映像は、語り、音曲とともに、想像よりはるかに動く。江戸期のものとどこまで同じなのかは検証の必要があるかもしれないが、おそらくこれに近い形だったのだと思われる。

さらに、終演後和紙製スクリーンの後ろに並ぶ8台の投影器をスタッフの方が説明してくれて、体験させてくれた。実演は撮影OKで、拡散してほしいとのことだった。おそらくネットでの情報拡散が動員を左右していることの反映だろう。50席の会場は百人を越える観客であふれた。これからはこうした対応が増えるだろう。

フェイスブックでは、江戸写し絵実演の動画も公開してます。

https://www.facebook.com/fusanosuke.natsume

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