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夏目房之介の「で?」

12月11日講演 ニコラ・ヴァッスタプン「BD,コミックス、マンガの出会う時」

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学習院大学で連続講演会を開きます。

第一弾は、先般のタイ取材で出会ったベルギー人コミックス研究者ニコラさんの講演。バンコクで聴いた彼のレクチャーが大変興味深く、藤本由香里先生から彼が12月に来日し、かつレクチャーの意志もあると伺っていたので、急いで準備しております。詳細は以下。

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ニコラ・ヴァッスタプン Nicolas Verstappen

「BD,コミックス、マンガの出会う時 ~ 『タンタンの冒険』から、タイ・オルタナティブ・コミックス誕生まで ~」

英語発表(通訳・椎名ゆかり)

【主催】身体表象文化学専攻

【日時】2016年12月11日(日)

進行予定

17:20~25 講演者紹介

17:25~18:55 講演

18:55~19:15 二コラ×夏目房之介 討議

19:15~19:45 会場質疑

  ※終了後、懇親会の予定あり(事前申し込み制、定員あり)

  ※当日は二コラ氏の担当学生23人も参加

【会場】学習院大学南1号館304

【入場無料、予約不要】

【講演者略歴】

タイ国立チュラーロンコーン大学講師。ベルギー出身のBD、コミックス、マンガ研究者。心的外傷とコミックスの関係について多くの国際的学会で発表。スコット・マクラウド、高浜寛、エマニュエル・ギベール、フレデリック・ペータースなど40人の作家にインタビューした経験をもつ。

【講演内容】

フランスのBD、アメリカのコミックス、日本のマンガが衝突する現場、タイ・オルタナティブ・コミックスに、あらたな世界の誕生をみる!!

BDの古典的名作『タンタンの冒険』の描線=「クリア・ライン(リーニュ・クレール)」と、あたらしい「物語世界の創りかた」の確立。『タンタン』から、アメリカのオルタナティブ・コミックス、日本のマンガ、タイのオルタナティブ・コミックスへと至る過程の「ミッシング・リンク」とは何か? 世界に影響を与えつづける日本マンガの実情を知るまたとない機会!

【問い合わせ先】学習院大学人文科学研究科身体 表象文化学専攻

 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/cscvroff@gakushuin.ac.jp

 03-5992-1404

【懇親会申込み方法】

講演会終了後に懇親会(無料)を開きます。定員がございますので、参加ご希望の方はお早めに下記メールアドレスまで、件名に「懇親会参加希望」と、①お名前②年齢③ご職業を明記の上、ご連絡ください(誠に恐れながら、定員に達し次第、お断りさせていただく旨、どうぞご理解ください)。

cscvroff2016@gmail.com 担当: 中里

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