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夏目房之介の「で?」

TV「誰だって波乱爆笑」玉三郎

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昨日、「誰だって波瀾爆笑」というTV番組に坂東玉三郎が出ていて、興味深いことをいっていた。ストリートダンス系の集団を演出しているVのあと、質問に答えて「全員にいわなきゃいけないことと、個人にいわなきゃいけないことは分けないと駄目」だと。おお、そういえば李先生は見事にこれを実践している。集団相手には、集めて話をするし、個人には練習中に寄ってきて指示する。それをはっきり分けている。個人に指示されたことを、誰もがやるべきこと、と勘違いしてはいけないのだ。
また「駄目、っていってしまうと、出ようとしている可能性を閉じてしまう。それを引き出すようにいわないといけない。いったん閉じたら二度と開かない。どうやっても直らないときは駄目っていうけど、無理矢理開くしかなくなる」ともいっていて、これも李先生はやられているように思う。うーん、しかし自分に当てはめると全然できてないなあ。難しいのだよ、実際。

http://tvtopic.goo.ne.jp/program/info/837151/index.html

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