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夏目房之介の「で?」

甲状腺機能亢進症再発

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11月6日(木)、過去何度か経験してきた甲状腺機能亢進症を自覚、翌日病院で血液採取し、投薬を開始。10日月曜に結果を聞くと、相当症状が進んでいるらしく、1日6錠だったメルカゾールを9錠に増やす。早起きをしたせいか、病院で貧血状態になる。この症状は扁桃腺が弱り病変を起こす可能性があるので、うがいをするようにいわれた。

はじめてこの病気になったのは、たしか20〜30代だった。3度目が少し前で、基本的に恒常的な精神的ストレスによると思われる。投薬でかなり長い時間をかけて完治したが、仕事を考えないと、どこかでバッタリいってしまうのではないかという気になる。

仕事を無理して続けていると、緊張状態をずっと支え続けるために甲状腺の代謝ホルモンが暴走し、やがて筋肉から内臓から、あらゆるものを消耗し続ける。そのため旧劇にやせ始め(実際、少し前からベルトが緩くなっていた)、筋力が極端に落ち、だるくて動けなくなる。以前は、頬がこけるほどやせたことがあった。足はアイロンのように重く、体を支えるのさえしんどくなる。
当面は、仕事をすぐ停止するわけにはいかないので、だましだましやり続け、薬が効くのを待つしかない。まあ、過去にもクリアしてきたので、病気がわかれば完治に向かう過程もわかるので、それだけでも不安は減るが。

八卦掌の練習も、現状だと消耗するだけになる可能性が高いので、しばらく休む。体がやりたくなったら再開する。仕事面では周囲に迷惑をかけるかもしれない。申し訳ない。とりあえずご報告。

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