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夏目房之介の「で?」

読了したマンガ報告

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ウィンザー・マッケイ『1905-1914 リトルニモ』はちびちびと読書中。

以下、このところ読んだマンガ単行本です。

○柴田ヨクサル『ハチワンダイバー』35(集英社)
 完結編。最後まで、わけのわからん怒濤の熱意は尊敬。
○王欣太『達人伝』6(双葉社)
 相変わらずのホラ話的で強引なノリ、面白くなってきました。
○佐藤秀峰『特攻の島』7(芳文社)
 いよいよ出撃間際の緊迫感。ぎりぎりの攻防が読ませます。
○作リチャード・ウー、画コウノコウジ『クロコーチ』6(日本文芸社)
 「三億円事件」に発する謎の警察影組織の話が終わり、新たな、さらに大きな陰謀に移っていくところです。やっぱ、面白い。
○三浦建太郎『ギガントマキア』(白泉社)
 プロレス風味のファンタジーというべきか? 少女と朴訥な戦士が巨人化し、昆虫人間の巣を襲う帝国側人類の操る巨人と戦います。
○諸星大二郎『夢見村にて 稗田の生徒たち(1)』(集英社)
 やー、やっぱり諸星は面白い。夢見の呪術を日本の古い村とからめた表題作は楽しめました。夢みるの大好きなので。それにしても諸星の頼りなげな線で描かれる風景や人物が、なんでこんなに生々しいんでしょうか?

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