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夏目房之介の「で?」

『バットマン ダークナイト・ライジング』ほか

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DVD借りて観ました。面白かったですね。全体、神話伝説の構造になってて、バットマンって現代の神人伝説なんだと、あらためて思います。最後のちょっとした仕掛けにも、けっこうやられた。あ、原題は『ダークナイト・ライジズ』ですね。
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

でも、中性子爆弾をゴッサム(=NY)の目視できるところで爆発させて「やったあ!」ってのは、さすがに鼻白みますが。やっぱ、アメリカ市民にとって、原爆って「大きな爆弾」に過ぎないんでしょう。

ちなみに『るろうに剣心』も観てみました。まあ、そこそこ面白く観ました。アクション場面の工夫が面白いので、観られます。久しぶりに須藤元気の動きが観られたのも楽しかった。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD20651/index.html

そうそう『アベンジャーズ』も少し前に借りて観たんだった。これも面白かったです、一応。
とにかく、アメコミの世界観の中ではじめて面白さが伝わる構造を、よくこれだけ一般に受ける娯楽映画にしたなあ、というのはあります。とはいえ、知らない人間からすれば、マイティ・ソーのかかわりなんか、いまひとつピンとこないし、「日本人よ、これが映画だ」とかいわれても、「米国人よ、それはキミだけでは?」といいたくはなる(笑)。でも、ハルクのバカ強さには笑う。あと、スカーレット・ヨハンソンは色っぽくて、いい!
http://eiga.com/movie/54262/

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