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夏目房之介の「で?」

『孤独のグルメ』の実践とカラオケ

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少し前、打ち合わせでO友K洋先生と久しぶりにお会いしたさい、K條A士先生にカラオケ好きと伺った話をしたら、ぜひ一緒に、ということになって、先週実現した。7時にK祥寺で集合ということだったが、僕はギリ11時までしかいられないし、まず食事をしてから行くのかどうかも不明だったので、早めについて店をさがした。多分、お酒好きのO友先生は、お酒を飲みつつ、軽くつまんで出撃な感じでは、と読んだ。僕は、酒飲みじゃないので、食事はガッツリいかないと食べた気がしないのだ。酒はカラオケの最中だけ。
で、「大鵬」という洋食屋を発見。入ると、雑然とした店内、メニューはステーキやハンバーグ定食、トンカツやエビフライ、けっこう肉系押しの感じ。僕はカルビ定食に決定。カルビと野菜の炒めに、味噌汁、ホントに茶碗に入った茶碗蒸し、軽いデザートにコーヒーつき(残念ながらまだアイスだったが)。いや、これがいいのよ。これから熱唱するにふさわしいボリュームと食べ応え。頭の中で「いいじゃないか! これだよ、これ!」(by井の頭五郎)とつぶやきつつ、がつがつ食べた。いや、久しぶりに満足なガツ喰いの快感。

で、O友先生は予測どおり、立ち飲みワインと小皿で、全員集合し、最終的には10人ほど(うち、外国人3人)でカラオケとなった。T田K也先生の、ドスの効いた「風の谷のナウシカ」や裏声の「もののけ姫」を堪能し、僕は例によってブルースの「月光仮面」からサッチモのマネ、RCサクセションでのとび蹴り、歌にあわせた中国武術踊りなど、もてる裏技のほとんどを使って盛り上げた(引いてたかもしれないが)。僕的には、相当楽しいカラオケでありました。
またやりたいなあ。でも、もうお呼びかかんないかも。O友先生、びっくりしてたし、T田先生は「恐ろしい人だ」とふつやていたからなあ。ま、いいか。これでシンポジウムに来てくれれば、かいもあるってもんだ。あ、そういえば、カラオケ、ご馳走になってしまった。すんません、ありがとうございました。

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