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夏目房之介の「で?」

大崎にて

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明日はひさびさマンガ史研に行ってみようと思っている。戦後の少女マンガに関する、かなり興味をそそられるデータの発表があるらしいので。

で、あさってもお仕事なので、日曜がつぶれる。

なので、本日金曜は、生涯学習講義の仕上げをして、半分お休みに。

で、夕方大崎の小さな公園でちょっと練習してたら、老夫婦に話しかけられた。今年最後の子孫を残そうと必死な蚊に刺されつつ、お話して、練習して、それから弁当でも買おうかと歩いていたら、百反通りの坂下近くに新しい店ができていた。

この場所には、以前けっこううまいタイ料理があった。その後、おいしいけど酒が強くて食べると顔が真っ赤になる薬膳煮込みのある中華になり、気づいたらワインとイタリア飯の店になっていた。メニューを眺めていたら、スタッフに声をかけられ、ついそのまま入店。

基本「飲み」らしく、味強めのおつまみ的な料理が多いが、気になる料理も色々あった。味もなかなか。自家製パスタと海鮮+マッシュのオリーブオイル揚げ、チーズとバケットで夕食をしませた。鴨のコンフィもおすすめらしい。むむ、好きなんだよね。これ、ワイン飲めたら、いいだろうなあ。下戸なんだよなあ。

スタッフは若い人たちなのだが、店には昔懐かしい50年代ジャズが鳴っている。モノラルのコンボ・ジャズ。何か、よく通った新宿の「ビザール」というジャズ喫茶を思い出したりして。聞いてみたら、スタッフはチェット・ベイカーやマイルスが大好きなんだそうで、思わずしばし歓談。頭上から「So What」が降ってきたりして。珍しく話し込んで、帰ってきた。

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