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夏目房之介の「で?」

地震予報の秒読み

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今日は、茗荷谷の施設で八卦掌自主練習。

7時過ぎ、会場の机椅子を片付け終わった頃、突如館内にかなり大きな声でアナウンスが。

「モノが倒れるほどの地震が来ます」

おお! 震源が近いのかな。でも、7階だけど、とりあえず倒れるもののほとんどない室内。

再び、同じアナウンスが続き、三度目くらいのアナウンスのあと、突如、

「10・・・9・・・8・・・・」

秒読みが始った。うおおお! こんなん始めて。とはいえ、どう考えても、震源から正確に測っての秒読みのとも思えず、とりあえず窓から夜景を眺めながら、待った。

「3・・・2・・・1・・・ゼロ!」

・・・・・。何も起きない。

ん? ちょっと、揺れてるかな? という程度の感覚があったので、天井の小さなランプについている短い鎖を見つめると、ゆっくりと左右に揺れてる。なるほど、たしかに揺れた。

まあ、震源から遠かったんだろうけど、もちろん何も倒れず。
念のために携帯を確認したが、何もなし(いや、別件の留守電を受信はしたが)。

それにしても、どういうシステムなのか知らないが、何か秒読みって、ロケットの発射みたい。

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