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夏目房之介の「で?」

最近の夢

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こんな夢をみた(盗用)。

このところ、覚えている夢が多いのだが、しばらく前にみた夢では、ある編集部で雑誌内のある部分をフリーランスながらチーフとして任され、複数の人を使って塩梅していた。物凄く忙しくて、もう限界だという感じになって、それでも先がみえてきた。ところへ編集長がにこにこしながら、この仕事を毎週やってくれという。会社に出るのは週二回でいい。休みは週に一日、水曜日。うわー、しんどいなあ、今ですら倒れそうなのにと思いつつ、仕事の都合でやらざるをえない。そのあと夢が変わって誰かを追いかけていかねばならなくなってしまう。

起きてから笑ってしまうほど、現状の忙しさの夢への反映だった。

で、昨夜(11月4日朝)、象徴的な夢。

このタイプの夢は、けっこう昔からたびたびみる。僕の中で「宝物の夢」と呼んでいる。

木造の狭い飲み屋のような、奇妙な古い店。人が3人入ると一杯で、それ以上は外で飲むしかない。店の閉まっている時間に訪れる。店には多くの棚に埃だらけの整理されない本がつまっている。店の中に入っていくと、ぼんやりしたアルバイトが慌ててコンロに火を入れてしまい、火が積み上げた本やガラクタに移る。急いで外に出て、棚の本を片付け始める。

すると、その本の中には古い雑誌、マンガ、絵本など、今の僕の研究対象からすれば貴重なものが色々出てくる。僕はそれを片付けながら、これきっともらえるなあ、とワクワクしながら本を調べている(この時点では火事のことは忘れられている)。

この手の古いマンガ、貸本などの夢は、大体古くて汚い家とともにあらわれる。はっきりはしないが、何かを発見しかけている、ということなのかもしれないと、以前から思っている。

そうだといいんだけどなあ。

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