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夏目房之介の「で?」

安永航一郎『青空にとおく酒浸り』1~3

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安永航一郎『青空にとおく酒浸り』1~3(徳間書店)

いやあ、めちゃくちゃで面白いなあ。話はいきなりで、行き当たりばったりで、ばかばかしくて、かつカワイイ。ひどすぎる環境でけなげにナニゲなく力強く生きるスキニーな女の子二人、とくに数回で主人公になってしまった「しのさん」最高! 詳しい設定を書く気にもならんほどどしゃめしゃな展開なのだが、ま、とにかくそのテが好きな方は読んでほしい・・・・ってわからんか、これじゃ(笑

さて、今仕事場はケンケンで歩くしかないほど資料のマンガで埋もれたままなのだが、明日土曜、いよいよ「からだの文化」の発表。そのために仕事場はゴミ箱に。お題は「マンガにおける修行身体像の伝承」(身体表象のHPにある要旨とは、ちょと内容変わってます)
http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/06/post-9bdf.html
李老師の馬貴八卦掌/易筋経のワークショップもありますんで、よろしく。
んで、日曜もよろしく。

発表の準備と連載の締切りが重なり、本人ぐちゃぐちゃですが・・・・。

2巻の著者あとがきがおっかしいので、紹介。

〈『貧乏くさいよ◯ばと!』を描いてみようとゆーことで大ヒットを狙って景気よくスタートした本作ですが、どこでどう間違ったのか、できあがったのが『非人道的じゃ◯ん子チエ』になってしまったのはなんでなんだぜ? とりあえずとーさんがパンツマンで隣にちょっといい姉さんが住んでるとこまでは間違ってないはずなんですが。〉

あっははは。いや、ソレは確かにそうなんだけどね。まさか、あれが『よ◯ばと!』とは誰も思えないのでは。何しろ猛烈に下品でシモネタだし。

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