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夏目房之介の「で?」

都条例「改正」についてのお知らせ

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藤本由香里さん、ヤマダトモコさんのSNSでの発言を受けて、情報の広報をいたします。

「東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト」
http://mitb.bufsiz.jp/

コンテンツ文化研究会では、今日7日に緊急集会が行われたようです。
http://icc-japan.blogspot.com/2010/02/blog-post_27.html

※追伸 集会の報告のあるブログを発見。
「3日坊主のメイドさん」 http://d.hatena.ne.jp/marinba/20100307#20100307fn6

僕自身はこの手の問題にはどうも距離感があり、あまり正確な把握や判断に自信がありません。
ただ、この問題でいわれている「非実在青少年」規定、つまり18歳以上に見えないキャラクターの規制対象化と、単純所持の規制は問題だろうと思います。
海外での幼児ポルノなどへの対応は、幼児売春などの現実がある地域などと、日本とでは問題化の度合いは異なるでしょうが、海外に進出している現状を見れば、これらの問題をどう考えるかは今後もさらに問われるかもしれません。
文化と規制は歴史的にはつねに並行して存在する問題ですし、それがまったくない状態を想定するのも現実的とは思えませんが、それらの情報を関係現場があまり知らないまま条例が議決される現状も問題ではあります。マンガ、アニメ関係の現場はロビー活動のノウハウも蓄積もないようで、そのツケは回ってくるのかもしれません。僕は組織的に動くのは嫌いなので、個人でできることしか基本しないと思いますが、問題はたしかに問題だろうと。
というわけで、とりあえず広報でした。

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