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夏目房之介の「で?」

「漫画の国際関係論 ジャン=マリ・ブイスー氏を迎えて」

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学習院ゼミのMLに学生さんより研究会の投稿があり、もうあさってですが告知してみます。
ちなみに、僕も興味があるので参加してみようと思います。

・・・・・・・ML内容・・・・・・・

早稲田GCOE公開研究会「漫画の国際関係論 ジャン=マリ・ブイスー氏を迎えて」が来週2月22日(月)が開催されます。

早稲田GCOEは演劇、ダンス、映画、文化政策などを扱っており、漫画は今回初めての試みです。
フランスから国際交流基金の研究者もおいでになりますし、講師のブイスー先生は「パリ政治学院(Sciences-Poシアンス・ポ)の核となる先生」だそうです。

周知が遅れたためか、現時点での参加者がふるわず(フランス側より少ない?)ご興味ある方に情報を回して欲しいと、連絡がありました。

*******(転送歓迎)

早稲田大学演劇博物館グローバルCOE芸術文化環境研究コースより、公開研究会のお知らせです。

今回は、演劇や劇場の話題を離れて、漫画がテーマです。日本と並ぶ世界的な漫画(バンド・デシネ)大国であるフランスより、現代日本文化研究者として国際的に知られるジャン=マリ・ブイスー氏を迎えて、異文化受容の環境、文化外交、文化政策の観点から漫画の力を論じます。

フランスさらにヨーロッパにおいて、日本漫画の市場がいかに形成・発展してきたのか分析するとともに、漫画が日本文化の受容に与えてきた影響や、「ソフトパワー」としての潜在力について考察します。さらにフランスが発展させてきた漫画政策についても紹介する予定です。

国立メディア芸術センターの設立問題を筆頭に、漫画のための文化政策が日本でもひとつの政治的争点となりましたが、日本での議論にも一石を投じたいと思います。できるだけ多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

*******

「ジャン=マリ・ブイスー氏を迎えて 漫画の国際関係論 ― 異文化受容環境 ソフトパワー 文化政策」

日時:2010年2月22日(月)18:30~21:00
会場:早稲田大学120-1号館2階201/202会議室 
*入試期間中のため、会場が旧早稲田実業高校の敷地にある会議室となりますので、くれぐれもご注意下さい。
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

講師:ジャン=マリ・ブイスー(パリ政治学院、国際研究調査センター長)
聞き手:藤井慎太郎(文学学術院准教授・グローバルCOE事業推進担当者)
使用言語:フランス語 日本語逐次通訳つき
申し込み先:gcoe-enpaku-event@list.waseda.jp
<mailto:gcoe-enpaku-event@list.waseda.jp>
(準備の都合上、事前申し込みにご協力ください。件名を「ブイスー研究会」として、お名前・ご所属・当日連絡先をお知らせください)

********************** 以上

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