夏目房之介の「で?」

3)「夏目漱石」登録商標の申請について

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 9月18日、ある方から「夏目漱石」の登録商標が申請され公示されているとの情報をいただきました。以下はその方から送っていただいたURLです。出願日は8月4日(解散に関する財団評議会7月30日の直後)、公開が同27日。

http://mendoza.cocolog-nifty.com/trespesos/2009/08/post-6374.html

 即座に、この件を親族に知らせ、同時に財団理事I氏にも知らせました。I氏は「寝耳に水」であったとし、財団とは無関係な出願であるとしつつも、出願者である夏目一人氏に事実確認をするとの返答でした。が、なかなか一人氏がつかまらないようでした。

その間に私は、同様の歴史上の人物を巡る登録商標問題がすでに複数起き、特許庁でその件を巡る小委員会が開かれており、一応の結論が10月5日にまとめられるようだとの情報を得ました。

もし、取り下げが行われないのであれば、登録商標への反対意見を提出するべきことを弁護士と相談したさい、できれば10月5日の小委員会の前に提出すべきと考えました。この提出が、委員会に何らかの影響を与えるかどうかは未知数だが、できるだけのことをまず行っておきたいと考えたからです。提出を準備し、これに関しては夏目房之介個人で行いました。財団反対親族全員の同意を得て連名で行いたいとも思いましたが、出願自体は一人氏個人によるもので、財団の行為ではなく、また何よりも時間がありませんでした。

その結果、私の反対意見は10月1日午後に提出されました。

同日、私は大学に出講中でしたが、その間にI氏から「一人氏より取り下げの書類内容が届いたので確認願いたい」とのメールが入っていました。それによると取り下げ書類の作成依頼が25日(金)、提出が10月1日(木)となっていました。

不運な行き違いとなりましたが、結果一人氏の取り下げが事実であれば、この件は一応の落着を見たことになります。

ただ、こうした登録商標の問題もまた今後あらたに起こる可能性があり、今後とも考えていきたいと思っております。

以下、取り下げ書類の一部情報です。

1枚目

委任状

1.    商標出願(商願2009-059322号)に関する一切の手続

[]

 1.上記出願に関する出願の変更、出願の放棄及び出願の取下げ

   []

  2枚目

【書類名】     手続補正書

【整理番号】    ON4-0004

【提出日】     平成21年10月1日 []

【出願番号】    商願2009-059322号

【補正をする者】  [] 夏目一人 []

【補正対象書類名】 出願取下書

※なお、この原稿は財団のI氏にも読んでいただき、若干の事実確認や表現の直しを入れた上で公表しています。また、当記事のネット検索で本名がさらされ、I氏、A氏の本業にも影響する事態は私の望むところではないので、イニシャル表記にさせていただきました。

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