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夏目房之介の「で?」

昨日(12日)の夜は藤子不二雄A先生のパーティ

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藤子不二雄A先生の「旭日小綬賞」受賞記念パーティがあって、日本橋のマンダリン・オリエンタル・ホテル(さすがに料理うまかった)に行ってきました。「世話人」には北見けんいち、黒鉄ヒロシ、さいとう・たかを、高井研一郎、ちばてつや、つのだじろう、永井豪、古谷三敏というソーソーたる面々に、小学館、集英社、講談社の社長、副社長。会場には松本零士、浦沢直樹、桃井かおり、石坂浩二、小林薫、奥田瑛二らが・・・・。さすが交友関係が広い。松本零士さんに、講談社別館にみんなでカンヅメになってた時代の話を伺ったり、浦沢さんとドイツなどの日本マンガ事情と流通機構の違いについてとかメビウスについて話したり、大学時代に新聞局にいた女性(今は大学教授でテレビにコメンテーターで出てる)に会ったりしました。里中満智子先生とは、先日の座談会でうちのゼミ生が紹介していた里中さんのマンガの描き方用のキャラクター表の話をして、座談会の折はいわなかったけど、ゼミ生が探してきて発表したものですとお伝えすると、大変喜ばれて「よろしくお伝えください」とのことだった。

石坂浩二さんは、僕が『なんでも鑑定団』に出たのを覚えていて、挨拶した。「漫画少年」のリアルタイムな読者で、『ジャングル大帝』を読んでいたそうだ。

手塚真さんにお会いして、今年の「手塚治虫アカデミー」に参加する話をした。僕の他、岡野玲子さん、夢枕獏さん、松岡正剛さんが参加するとか。

手塚るみ子さんとは、先日の奥田鉄人との座談の話をしたら、奥田のことがすごく面白かったらしく、また是非仕事じゃなくて会ってみたいとのこと。何しろるみ子さんの前で僕のことを「兄貴はさあ」とかいうし、るみ子さんに向かって「お譲だからなあ」とかいうし、人によっちゃ引くんだろうけどね、面白いのは面白い。悪気ないしな。

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