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夏目房之介の「で?」

昨日の書の回は篆刻

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みんなで篆刻をやろうというので、昔の書の会のときに買って一度だけ使った篆刻の道具を引っ張り出す。篆刻の刻刀、石、石を挟んでささえる木の装置から拡大鏡とランプのついたメガネまで、完璧に揃っているのに、一個彫っただけでそれきりになっていたのだ。それも自分用じゃない。ナゼかというと、ちまちま彫るのが苦手なんであった。彫る模様を考えるのは楽しい。篆刻の文字を選び、デザインし、写し・・・・そこまでは好き。でも、彫り始めるとイライラしちゃってダメなのだ。そういえばマンガ描いてるときもアイデアまでは楽しいんだけど、絵を描く段になるといつも「誰か描いてくれねーかなー」と思ってたなー。昨日も、あらためて向いてないと思ったのでした。でも、みんなも先生も楽しかったようで、またやろうという話になっております。いつも地味な忠さん(すんません)が、得意の篆刻分野なので西に東に大活躍。何しろ、僕の今の落款も忠さんに彫ってもらったものなのだ。僕も色々教えてもらって、ようやく自分の落款を半分彫ったんですが・・・・まだ終わってねーのだった。

追伸→「エッグファームズの日記」に記事と写真が・・・・。
http://d.hatena.ne.jp/Eggfarms/
あとリルさんの「新・上海だより、でした。」にも・・・・。
http://happy.ap.teacup.com/shanghai/1105.html

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