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夏目房之介の「で?」

「プロフェッショナル 長崎尚志」

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11月6日放映の「プロフェッショナル 仕事の流儀」の「愛と覚悟のヒットメーカー 漫画編集者・原作者 長崎尚志」。11月13日早朝の再放送、録画して観ました。
この番組、デキのいいときと悪いときとあって、悪いときは仕事の具体的な過程に迫りきれず腹立ったりするけど、今回はよくできてた。マンガ家と編集者のやりとりが、かなり具体的に拾われていたと思う。
浦沢さんと長崎さんが尊敬する林洋一郎氏(役員がページを破って打ち切りを指示したのに反抗して浦沢を守りきった名編集者。ちなみに『めぞん一刻』の洋一郎さんの名は、この人からと聞いた)の話もうまい具合に入っている。長崎さんは、自分でいうように不器用な感じで、感情が表情に出きらないのだが(口角の上げ方教えてあげたくなるなー・笑)、あまり表情たっぷりよりも効果的な部分もあったかもしれない。
新人マンガ家とのやりとりで、キャラを作ってゆく過程は、わかりやすくて、かつマンガの重要な部分を見せていて、長崎さんの苛立ちが伝わってきた。

むろん、ここで出てきた長崎さんの仕事がマンガ編集者の仕事の全部でもないし、そこには多くのバラエティがある。でも、こうやって表に出てくることで、次第に色々なことが見えてくるだろう。

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