夏目房之介の「で?」

学習院で講演

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昨日は学習院で講演と説明会。講演には、藤本由香里さん、森川嘉一郎さんなど、やはり来年から明大で教え始める人たちやコミックパーク連載「マンガの発見」の担当者・池川君など、見知った顔もあり。講演終了後、よくわからないまま学生さんたち(すでに社会でアニメの現場におられる方で博士課程志望の人もおられた)と話したが、やはり志向が色々でなかなか難しいなぁとまたナーバスになった。ちなみに、こういう報道も↓

http://www.asahi.com/culture/update/1117/TKY200711170224.html

中に〈編集者などの人材育成も目指す。〉とあったけど、僕は講演で普通大学でマンガ家、編集者・実作者を育成するマンガ・アニメ教育は基本的に矛盾があり、日本社会の基礎教養としてのマンガ・アニメなど大衆文化を基礎理論的に考えるべきだとしゃべったつもりだったのだが、どう聞いていたんだろう? 別にマンガ家や編集者になったってかまわないけど、それはあくまで結果にすぎない、という発想でいいはずなんだけどね。

Comment(4)

コメント

NE

はじめまして、昨日はありがとうございました。
サインを頂いた足で帰ったものです(汗)
私自身はすでに他大の卒業予定とその後もありましたので…。

>日本社会の基礎教養としてのマンガ・アニメなど
>大衆文化を基礎理論的に考えるべきだ
少なくとも私はそのように受け取りました。
「編集者~」は、他大学の動向を踏まえた上での
先走り、という気がします。

asa5

漫画アニメをビジネス/ファイナンスの側面から扱う学問があれば助かるんだが!と思うのですが、今はまだ無理でしょうか?知財立国ともがっちり合うと思うし、なにより、熱烈にそういった方面でのサポートを海外から求められて、ただのファンが個人ベースで助け合う「ファンサブ」では正直対応しきれなってきているので・・・・金儲けとして真面目に、誰かアニメを考えてくれんか?と最近凄く思っています。アニメーターの低賃金問題があるアニメ王国日本、一方ディズニーは・・・とか。そんで、日本で出来る方向性、こういう風にしていけば最強じゃん!って事を何らかの形でやって欲しいと思っています。

>asa5さん
それ、国家的な要請でもあるでしょうが、現場とまだきちんと出会ってない気がします。プロダクションIGでは印税のような方式でアニメーターへのインセンティブを高めていると聞きますし、経済方面で本も出てますが、基礎研究への投資を怠ってきてますから、今から始めるしかないでしょうね。必要性はむしろアニメ関連の現場以外のほうが認識してるのかもしれません。国際的な著作権運用の研究も、ぜひ必要でしょうね。でも、かつてある財団のブレストで基礎研究の必要性を強調しましたが誰も反応しませんでしたからね。直接金儲けにならないと、まだダメかもしれません。

asa5

改善の余地アリアリの場所だと思うんですよねー、私に元手と才覚があれば、一儲けできるのに!と思ったり。NBオンライン記事ですが、これhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070702/128849/ とか ブロードウェーの話ですが、このようなhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071106/139750/ 観点から研究するのは、漫画アニメがどう発達してきたか論じる場合には経済面で切り取るのは文化と大衆の距離を測るのに非常に有効だと考えます。アニメーターの組合を立ち上げる動きもありますしね http://www.janica.jp/

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