オルタナティブ・ブログ > 夏目房之介の「で?」 >

夏目房之介の「で?」

まとめて日記3結婚披露宴

»

4月1日(日)珍しや同世代の結婚

日曜、もう満開を過ぎて散り始める桜を近所のあちこちで見ながら、夕方、銀座で大学時代の先輩・長谷川明氏の結婚披露パーティがあった。長谷川氏は卒業後、朝日ソノラマに入って労組を作り、アラーキーの写真集をはじめて出し、また彼が「マンガ少年」誌を紹介してくれて、僕の数少ないストーリー・マンガ連載『スペース・ドリフターズ』を始めることになったという人。
とにかくもう博覧強記、記憶力抜群の人で、恐るべき人だったが、フリーになってヒンドゥーの神々の本とか相撲の本を出し、しかしその後僕のまったく知らないうちに色々あって病気もし、九死に一生をえて結婚・・・・というめでたい話のようであった。
それにしても、

まるで昔の新宿ゴールデン街が引っ越してきたような高齢中心人士の披露宴で、どう見ても結婚披露の席というより、本来なら数珠もって集まっているべき集団なのだった。いまどき、これほど煙草を吸う集団も珍しいのではなかろうか。

で、そこから帰って玄関を入るやいなや携帯が鳴り、シンさんから「キミさんとカラオケにいるんだけど、来ない?」。
で、ちょっと小腹が空いていたので、植木等追悼のテレビを観つつ寿司を食って、カラオケへ。そうなったら、まずは追悼でクレイージーキャッツ・メドレーから始まり、鈴木ヒロミツ追悼でモップスの「朝まで待てない」。そのあとは、ジャズ、ジャズ、ジャズのオンパレードでした。いやはや。お疲れー。
0741

Comment(0)