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夏目房之介の「で?」

しかし八卦掌走圏練習が

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いまいち釈然としないわけですよ。
二年ぶりに風邪をひき、そのあと続けて花粉症を発症。全体釈然としない体調なんだけども、それよりも日々の走圏練習で腰腹周辺の充実感とか、練習中や練習後の快感、喜びがない気がする。逆に言えば、これまでなんだカンダいって、日々の練習後もそういう充実と喜び感があってやってこれたんだな、とあらためて思う。
毎週の教室の練習では

このところ遠藤老師に「出した足にしっかり全部のせて、全身を支えられる状態にしてから後ろの足を上げて前に出して伸ばす」ことを注意される。どうも、まだ足と腰がつながっておらず、自分では意識できない範囲で、前の歩に体を乗せて前進するとき上半身に力が入り、力が逃げているらしい。つまり、まとまってないってことだ。
けど自分で自覚できないので、直すのが難しい。リクツでいえば、このときにしっかり前の足に腰がジョイントして、上半身の力を使わず脚に乗せられれば、すっごくキツイはずで、その分脚と腰が一直線につながるようになるはずなんだよな。
でも、日々の練習ではなかなかそれに近い状態が実現できず、むしろ腰部が虚になってる感じを受ける。上げて前に送るほうの脚のヒザが、どうしても外に逃げるというか、遊ぶというか、大きな軌跡を描いて楽に動いてしまう。遠藤老師に一度、しっかりと片足に全部乗せ、後ろ足を上げるのもシンドイ状態にされ、その上でほぼヒザから下だけを前に蹴るような感じで出すように誘導されたとき「あ、なるほど! これか」と思ったんだけど、自分では再現できない。それに、あんな状態になったらものの5分も続かない。多分、一周したらヘタばるんじゃないかな。
このとき、上脚部は二本がまとまった形で腰とつながり、ほとんど動かない。ほとんどヒザのとこで足二本縛って、ヒザから下だけで前に進む感じがした。あれを実現できるようにならんといかんわけだ。
しかし、それよりも今は、日常練習で腰の充実と「喜び」感が戻ってきてくれないと、モチベーションそのものが低減してしまうかもしれんなぁ。うむむむ。スランプってヤツだろうか。

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