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夏目房之介の「で?」

ミヤモさんが中野晴行「『酒井七馬伝』を

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Amazonで5000位以内にする運動」を立ち上げるとブログで宣言してます。
僕はまだ読んでないので、詳細はこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/

ミヤモメモ」からの抜粋↓

 〈「新宝島」をめぐるさまざまな議論が、その「神話」化に貢献するものであれ、「神話」批判に傾くものであれ、結局のところ、手塚治虫の問題へと収斂して行きがちだったのは、もう一人の作者である酒井七馬という作家が、全くと言っていいほど知られていなかったことにもよると思われます。しかしながら、この神話的な書物の成立に当たって、おそらく手塚と同等以上の役割を果たしたこの作家は、我々が知る以上にはるかに長く、また幅の広い仕事歴を持つのであり、そのことを踏まえるなら、「新宝島」を見る上でも、その共著者たる手塚治虫を見る上でも、ひいては漫画史を単に「戦前/戦後」に区別して見ることをやめる上でも、極めて重要な別の視点が得られるに違いないのです。〉
〈マンガ論にご興味をお持ちのブロガーのみなさん、ぜひこの本を紹介しまくって中野さんの目標という5000位以内に入れようではありませんか。〉

中野さんの本は必ず面白いので、買って損はないと僕も思うし、近いうちに書店で買います。読んだら、またどこかで書くかも。

けっこう熱い書評がブログにのってますね。↓

http://d.hatena.ne.jp/lacopen/20070301

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