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夏目房之介の「で?」

あー驚いた!

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 こないだ下北沢の和食屋さんにいったのであるが、隣にご夫婦が座った。板さんが「あ、先生!」といったので、作家さんか学校の先生の常連さんなのかな、と思った。と、そのダンナさんが突然話しかけてきた。
 「夏目房之介さんですよね」
 「はぁ」
 「新田たつおといいます」
 新田たつおさんご夫婦だったんである。驚いたなぁ。
 新田さんはお近くらしく、

十数年前店ができてから通っているんだとか。僕はよしながふみさんの『愛があるなら』で知ってからなので、新参者である。
 「井上雄彦さんとか、小山ゆうさんも近くで、きますよ」
 うわ、そんな店だったんだ。ちなみに、近くのお客さんの女性もよしながさんの本で知ったといっていたので、新田さんなどの常連さんには迷惑な話かもしれない。でも、確実によしなが効果ありと見た。
 いや、それはともかく、新田さんとかマンガ家さんがもともと来る店だったわけだね。よしながさんも、誰か作家さんに教えられたんだろうか。そういえば、この店で打ち合わせしてる人もいると新田さんがいってたから、編集者も知ってるな、きっと。
 でも、こんなウマイもん食って打ち合わせなんて、俺だったらぜってぇイヤだね。何よりも食い物の話をしたいもんね。仕事の話なんかしたくねぇっつの。いっとくけど、そういうとこはウルサイよ、俺は。って誰も聞いてねぇか。

あ、新田さんの奥様は「ブログ拝見してます」とおっしゃってたから、これも読まれるかもしれん。すいません、無断で書いちゃいました。

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