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声が出ることで気持ちが前向きになり病気も改善される「ボイスセラピー」

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最近ボイスセラピーというものがあります。

10月13日日本経済新聞に「ボイスセラピー」の記事が掲載されていました。

ボイスセラピーは声帯を痛めたり、声がかすれたりしても、適切な声帯治療や訓練で声を取り戻せるものです。

高齢者を中心に行っており、
・姿勢が良くなる
・体重が減る
・眠気が吹き飛ぶ
・食事がおいいしくなる

などの手応えがあるそうです。

また「声帯は気管に食べ物が誤って入る誤嚥を防ぐシャッターの役割もする」「パーキンソン病の治療にも役立てている。」「声帯の病気などを発声法の工夫で治療する」と記事にはありました。声が出るようになることは健康面でも良いことがあるようです。
声が出ないということは、人によってはつらいことで、何度も聞き返されてめげてしまってまた声が出ないことで、積極的に発言できず引きこもりになってしまう可能性もあるそうです。

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私の知っている方でも、人とコミュニケーションをとれなかったのに、ボイストレーニングで大きな声が出ることが分かり、明るくなって会社で活躍なさっている人もいます。
トレーニングする前までは、「声がでない」「何度も聞き返される」「しゃべれない」と思い込んでいて、自信を失っていたのだそうです。

私も今でこそ、こんな仕事(ボイストレーナー)やこんな記事(ボイトレ記事)を書いていますが、普段カフェなどで人と話していると、よく「えっ?」と聞き返されます。
それは、普段のプライベートでは、ついつい気がゆるみ、昔のように横隔膜をあまり意識しないで話してしまっているようです。

そうなのです。
私も、トレーニングする前は声が出なかったのです。
自分の声も嫌いでした。
私は「セラピー」をしたわけではありませんが、「ボイトレ」を行うことで、人前で話すときに自信が持てたのは確かです。

「ボイスセラピー」をすることで、少しでも人生が前向きになる人が増えるといいですね。

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