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ライフワークとしての学びを考えます。

合唱の演奏会もPDCAなんですという話し

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今日は、私が代表・指導を務める合唱団「コール・リバティスト」の2013年第一回目の練習が始まります。
 
今年は、まず女声が1月20日に合唱祭で本番、3月9日にプレ・コンサート、5月19日に浜離宮朝日ホールでの定期演奏会、そして7月には東京都の合唱祭と、様々なイベントが予定されています。
 
本番は、練習の成果を発揮するところでもありますが、練習効果をさらに高めるためのものでもあります。
 
自分自身がそうであるのですが、やはり本番の舞台がないと、ついつい時間が過ぎてしまうものです。
本番という目標があればこそ、いつまでに何をやって、出来なければこれをやって・・・という計画を立てることができます。さらに、本番での結果を反省して、次に役立てるというPDCA cycle、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、より良い結果を導き出すことができるのです。
 
これは、どんなことにも当てはまることですね。
例えば料理をするにしても、献立を考え、料理をして、人に振る舞い、評価があって、さらに改善することで、料理が上手になっていくことと同じです。これを繰り返せば繰り返すほど上手になる。
 
これを失敗してもいいからどんどん回していくのが、PDCAの螺旋的発展です。
螺旋階段を見ているのと同じで、上からみると同じことを繰り返しているようでいて、実は横から見ると、より洗練されながら発展している様子です。
 
音楽の場合は特に、家に籠もって練習しているだけでは、独りよがりの音楽になってしまって、なかなか良くなりません。
出来るだけ多くの人に聞いていただくことが、上達のコツなのです。
 
社会人の合唱団ですが、皆さんが楽しみながら上達していただき、感動的な舞台を経験していただきたい。
そのためには、練習で指導者が厳しく指導するより、本番を踏んでいただくことのほうがずっとよくなります。
 
だから、もし頑張ってやってみて、失敗してもいいのではないでしょうか。それは次につながるからです。
 
だから「本番」などと言っていますが、本当の「本番」などないのではないかと最近は感じます。
ぜひ練習は頑張って、本番はCheckだと考えてやってみてください。
そのほうが良い結果が出せると思いますよ。
 
本番がありますが、ご入団や見学を検討中の方も歓迎します。
ぜひ気楽にいらしてみてくださいね。

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