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ライフワークとしての学びを考えます。

なりたいものになれていないのはそれを強く望んでいないからだ #asacafestudy

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「わだばゴッホになる」
 
版画家の棟方志功は、少年時代からあのフィンセント・ファン・ゴッホになると言ってはばからなかった。
そして、世界で認められ、20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人となる。
 
2012年6月20日、第32回朝カフェ次世代研究会は、インフォテリア社長/CEOの平野洋一郎さんによるご講演「No.1獲得の秘訣と罠」に行ってまいりました。
 
平野さんは、「No1になる」と言い続けています。
そして、今や押しも押されぬ業界シェア「No1」の地位に君臨している。
 
この日の講話では、No1になるための方法論や秘訣が語られ、平野さんの迫力ある存在感を伴って、深い説得力を感じました。
 
平野さんの生き様を聞いて、「何になりたいか。それは自分の欲望次第だ」と感じました。
 
最初は他人からなんと言われようが、なりたいものを強く望む。
 
5年後の自分はどうなっているか。
そして10年後は?
 
人は望むものがあれば、心を定め具体的に動く。
 
平野さんの場合は、
 
1、価値が高ければ競合はあるという覚悟をする

2、作りたいものを作る。顧客の声を聞くのは作ってからだ

3、会議で8割賛成ならGO!スピード感を持て

4、受託ゼロ。強みにフォーカスしろ

5、融資ではなく投資
 
という5つの秘訣をもとに行動されたのです。
 
もし今、自分の夢がかなっていないなら、それは強く望まなかったからだ、中途半端で止めてしまったからだ、と実感として思いました。
 
今、自分は何をやっている?
 
振り返ると、寸暇を惜しんで目標に没頭したことがある。
音楽で競争が良いとはいえないかもしれない。しかし、そんな自分はどこへいったのか? 
そして、自分の夢を心の底から語れるか?
 
台風の後の突き抜けるような青い空を見上げ、原点に戻ったような気持ちになった朝でした。

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