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ライフワークとしての学びを考えます。

成功させるための大事な仕事は良い先生を選んで連れてくること

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合唱団コール・リバティストは、浜離宮での定期演奏会を終えてからちょうど一週間がたちました。
 
録音を聴きましたが、素晴らしい音で録れています。
 
この声を聴きながら、設立してからの6年間を思い浮かべました。
 
5年前にお願いしましたマエストロの的確なご指導と指揮のおかげでここまでたどり着くことができました。
そしていつもご指導いただいております、秋島光一先生、佐々木武彦先生、志村一繁先生、皆様方お忙しいところご来場いただき、温かく見守ってくださいました。
 
これだけのプロフェッショナルな先生方に、毎週入れ替わり立ち代りご指導願えるリバティストは、なんて贅沢だと思います。
まるで小さな音大のようだと感じています。
 
私は、どんな方にでも、素晴らしい成長の可能性があると信じています。
だから「アマチュアだからこの程度の指導レベルで良い」という考えは残念だと思っているのです。
 
どうしたら、今持っている力を最大限に引き出し、それ以上の表現ができるか。
どうしたら、信じられないような世界に連れて行ってあげることができるか。
 
そういうことばかり考えてきていたように思います。
 
本番がよければ、苦しかったことも喜びに変わります。
最終的に良い本番というのは、良い稽古の積み重ねの結果でしかありません。
 
それでは良い稽古とはどのようにしたら実現するのでしょうか。
 
それにはどうしてもはずせない一つの項目があります。
 
小澤征爾さんが、ご自身のアカデミーを開催するとき、成功するためには何が必要かというお考えを知って共感しました。
 
「僕のここでのいちばん大事な仕事は、良い先生を選んで、連れてくることなんです。それさえうまくいけば、あとはなんとでもなる。それは日本でもヨーロッパでも同じことですね」(「小澤征爾さんと、音楽について話をする」小澤征爾×村上春樹 :新潮社より)
 
素晴らしい先生方から多くのものを学んで、また次回もさらに良い演奏会にしていきたいですね。
リバティストは26日から新たなスタートです。
頑張りましょう。

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