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風邪さえひかなければ長生きしなくてもいい

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「長い生きする気はない、健康でなければとも思っていません。風邪さえひかなければいいんです」
 
人気声楽家の錦織健さん(1960~)のインタビュー記事が日本経済新聞の日経プラス1に掲載されていました。
 
声楽家は、身体が楽器。
ピアニストやヴァイオリニストは風邪を引いても演奏できないことはないけれど、歌はそういうわけにはいきません。
 
錦織さんは、実はカップめんやポテトチップスなどのジャンクフードが大好き。学生時代にそれらの食べすぎと栄養バランスの悪さから、よく風邪をひくようになったと言います。
音大の試験で風邪を引いてしまい、声が出なくなりました。当然悪い点がつきます。
「初めて声楽家は風邪を引いたら終わりなんだ」「楽器が壊れたのと同じだ」ということに気がついたといいます。
 
それからはとにかく「風邪を引かないための食」に気をつけるようになったそうです。
 
現在は、ほとんど風邪をひかないそうですが、その秘訣は「週に一度の『調整日』」で、その日は果物とドライフルーツしか食べないというもの。
 
また、普段も米は胚芽米が中心で野菜も出来るだけ多くとるようにしているそうです。
 
私の知る限り、声楽家の人は「たくさん食べる」人が多いですね。
女性でも、パスタは大盛りにするし、しっかり食べて別腹でデザートは当たり前。
錦織さんも例外ではなく、一食でお弁当は3つ分食べたりするそう。これは凄いです。
 
歌は身体を使うので、稽古の後は本当にお腹が減るのですよね。良く分かります。
 
私も一時期、健康のためにと玄米と野菜中心食をしていたことがあります。
そのときは確かに風邪は引きませんでしたね。
 
風邪を引かないのは良いのですが、数ヶ月続けてみて、玄米と野菜中心は自分の体質に合わなかったように感じました。現在、米は3~5分づき米にして食べています。
 
やはり、食事がいいかげんになると、風邪を引きやすくなることもありますが、頭の動きも悪くなるような気がします。自分体調に合わせて良い食事を取り続けていると、仕事も気分よくできますし、良いインスピレーションもわくような気がします。
 
食事は身体の基本。
口に入れるものには気を遣いたいものですね。

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